2020/08/03 (月) 12:37

佐賀県は2日、新たに佐賀市や江北町の男女5人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。このうち3人は佐賀市の飲食店で発生したいわゆるクラスターの関連だということです。

2日、新たに感染が確認されたのは、佐賀市の20代と30代の男女4人と、江北町の30代男性のあわせて5人です。このうち3人は、クラスターが発生した佐賀市白山の接待を伴う店の客や、これまでに感染が確認されていた客の知人で、この店に関連した感染者は2日までに10人に上っています。
また、1日感染が確認された鳥栖市の20代の男性について、佐賀労働局は2日ハローワーク鳥栖で勤務していたと発表しました。
ここ1週間では、7月28日から31日まで窓口業務にあたっていましたが、終日マスクを着用し、窓口にはシートの仕切りを設けていたことなどから佐賀県は、利用者に濃厚接触者はいないとしています。

一方で、利用者側からの申し出には幅広く対応する方針です。
また、ハローワーク鳥栖は2日庁舎内を消毒し、3日から通常通り開庁しています。

こういった状況を受け、佐賀県が開いた対策本部会議の中で、知事は、次のように警戒を呼びかけました。
知事：「それぞれの出口は今止められている状況だとは思っていますが、それはかなり今抑え込みにぎりぎりの局面で頑張っている状況。お店の方も利用者もお互いに最大限の警戒を」