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漁業者悩ませる赤潮 ノリの色落ちをもたらす天敵を調査 【佐賀県】

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佐賀県が日本一を誇る有明海のノリ養殖で、漁業者を悩ませる赤潮。ノリの色が黒くならない「色落ち」をもらたすこの天敵の本格的な調査研究が始まりました。

リポ:「午前7時過ぎの戸ヶ里漁港です。これから調査団が赤潮対策につながる観測機器の設置に向かいます」

赤潮とは増殖した植物プランクトンのことで佐賀県沖の有明海では、西南部で多く発生が確認されています。有明海のノリ養殖においては、ノリの色が黒くならないいわゆる「色落ち」の原因となっています。これを受け、県有明水産振興センターは、九州大学、佐賀大学、県有明海漁協と協力し、赤潮の発生や拡散のメカニズムを解明していくことになりました。
観測機器は白石沖と鹿島沖の2カ所に設置、潮の流れの向きや速さに加え、植物プランクトンがどれくらいいるのかなど約10項目をデータ化します。赤潮対策につながる集中的かつ連続的なデータが集まる機器の設置は今回が初めてで、2021年の5月ごろまで、2カ月に1度データを回収し解析していくということです。

九州大学総合理工学研究院山口創一助教:「今まで明らかになっていない赤潮の初期段階から発達期、減退期の過程が一連で捉えられるようなデータになれば(色落ちの)有効な対策につながると期待している」

今後は、赤潮の発生予報や拡散経路などの予測を漁業者に知らせて、早めの対応をすることで色落ち被害の軽減につなげていきたいとしています。

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