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3月末から運用開始 離島火災想定し防災ヘリ訓練【佐賀県】

2021/02/22 (月) 18:30

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県は22日、3月末から運用を開始する防災ヘリコプターを使って、離島で火災が起きたと想定した訓練を行いました。

リポート:「南東の方角から、赤い機体が見えてきました。県が新しく導入した防災ヘリ『かちどき』です」
22日の訓練は、唐津市の離島・神集島で林野火災が起きたという想定で実施されました。県防災航空隊の隊員8人が乗った防災ヘリは、佐賀空港近くにある拠点を出発してから17分後、唐津市西の浜付近に降りると、唐津市消防本部の隊員3人を加えて再び離陸。
そこから神集島まで5分ほどで到着。唐津市消防本部によりますと、本土側から離島に出動する場合、これまでは船をチャーターして現地に着くまで1時間以上要していたということで、ヘリの導入で大幅な時間短縮を図ることができます。

リポート:「唐津市西の浜の海上を火災現場に見立てて、空中からの散水、消火訓練を行います」
一方、火災消火訓練は、西の浜付近で実施。900リットルほど入るバケットという容器に消防車からホースを引いて300リットルほどを入れて、ヘリで釣り上げます。
唐津市消防本部出身県防災航空隊 青木靖博副隊長:「どういうふうに航空隊を使っていくかというのが、まだ佐賀県(消防本部)全部ちょっとまだ分かっていないと思うので、私たちも航空隊と地上消防隊が連携しあっていくというのが一番の課題かなと思っています」
普段はヘリでの活動をすることがない唐津市消防本部の隊員は、入れ替わりながら11人がヘリに搭乗しました。県防災航空隊は、来月28日の運用開始に向け県内の他の各地区とも連携して様々な訓練を行っていく予定です。
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