2022/01/28 (金) 19:00

佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、県と防衛省、県有明海漁協が空港を自衛隊と共用しないとする協定の見直しに向けた意見交換を始めました。

この意見交換会は佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、焦点となっている公害防止協定の見直しに向け、県と防衛省、それに県有明海漁協の3者が始めたものです。漁協は去年11月、見直しの条件として、「排水対策」「土地価格の目安」「取得する土地面積」の3つを示すよう求めています。

28日は冒頭以外非公開で約1時間行われ、防衛省から具体的な案が示されることはありませんでしたが、今年6月から7月をめどに3つの条件すべてについて、その時点での検討状況を漁協内の検討委員会に報告することを申し合わせたということです。

県 進龍太郎政策部長：「（漁協の）検討委員会に全部固まって、それまで全部ここでもんで、最後どーんというんじゃなくて、途中であっても、6月から7月には何らかの報告をしようと」
この意見交換会では3つの条件に対する結論を出すわけではなく、案を作った上で漁協の検討委員会に諮るということです。