2022/04/08 (金) 17:20

春の交通安全県民運動に合わせ運転免許を返納した人の新たな移動手段を提案しようと唐津市で試乗会が開かれました。

「タイヤがそれぞれ独立していて、接地面のところが動いている」
今回発表されたのは東京都の企業が開発した歩道を走行する近距離用の電動の乗り物で、運転免許がなくても乗ることができます。
独自のタイヤで小回りがきき、自動ブレーキがついているほかアプリを使って遠隔でも操作でき介護施設などでも導入されているということです。
家庭用コンセントで充電し、満充電で18キロ、走行できるということです。
試乗会には唐津市のキャラクター唐ワンくんなども参加し新たな移動手段を体験していました。
試乗会を開いたホンダカーズ佐賀は、折りたたんで車で持ち運ぶことができるモデルなど2種類の取り扱いを9日から始めるほか、レンタルも検討しているということです。

【ホンダカーズ佐賀 岡野晃士社長】
「かっこいいないいの乗ってるねとみんなが思っていただけるような、免許返納後も移動する喜びを感じていただける楽しい生活を送っていただけるそういう人たちを増やしたい」

警察によりますと県内では高齢者など、毎年3千人以上の人が運転免許を自主返納しています。