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霜になぜ注意報?初霜で過去最も早く発表があったのは?【佐賀県】

2022/10/28 (金) 18:18

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今回のテーマは「霜」です。
10月23日は二十四節気の霜降でした。これは霜が降りることという意味です。霜というのは空気中の水蒸気が夜間に冷えた地面や物体に触れることによって結晶となったものになります。冷蔵庫の中にも氷の物体が付いていることがありますが、あれも霜になります。

佐賀の初霜の平年は11月30日ということで、まだ1ヶ月ほど先になりますね。ただ、過去最も早く発表があったのは1899年の10月12日でかなり早い観測もありました。
霜が発生すると、農作物を傷めてしまう恐れがあるため、気象庁より霜注意報を発表することがあります。
霜注意報の発表基準は、佐賀県内の市町いずれも同じで、最低気温が4度以下と予想される場合です。そして期間が11月30日までの早霜、3月15日以降の遅霜となります。また、農作物の生育が早かったり遅かったりする場合は、発表の時期を変更することもあります。

【キャスター】
12月から3月14日までは発表がないんですね。霜がおりそうだけど。

【甲斐気象予報士】
冬の期間は気温が下がって霜が降りるのが当然になりますので、農作物の対策を行う時期でもあります。今の時期はまだそれほどの冷え込みがなく対策をおこなっていないため、注意喚起をおこなっているんですよ。
霜という字には雨冠が使われていますが、気象の用語にたくさん使われています。いくつ分かりますか?

【キャスター】
しも、きり、つゆ…あられ、ひょう…

【甲斐気象予報士】
正解は、しも、きり、つゆ、あられ、ひょう、最後はもやでした。靄は見通しが1キロ以上の状態のことをいい、1キロ未満が霧といいます。勉強になりましたね。

【キャスター】
週末の天気は?

【甲斐気象予報士】
週末29日土曜日と30日日曜日はよく晴れるでしょう。昼間は爽やかな陽気となりますが、一日の寒暖差にご注意ください。
月曜日まではおおむね晴れが続きそうです。火曜日は台風由来のしめった空気の影響で一時雨となる予想でしょう。大雨の心配はなさそうです。2日以降は晴れ間が出る日が多くなりそうです。気温は平年並みです。
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