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中学硬式野球全国3位「佐賀フィールドナイン」練習量で負けない強さに【佐賀県】

2022/11/16 (水) 18:18

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今回は全国から約1500チームが参加する中学硬式野球大会で、全国3位になった佐賀市の野球チームを取材しました。

佐賀市の河川敷で、大きな声を響かせながら練習しているのは「佐賀フィールドナイン」
創部12年、部員数は47人、2022年8月に行われた全国1579チームが参加する中学硬式野球の頂点を決める「ジャイアンツカップ」で見事3位に輝いたチームです。

【若林暁生監督】
「一言で言ったら真面目ですね。真面目な選手が多いなという風に思います。」

そう語るのはチームを率いる若林暁生監督。
佐賀北高校出身で社会人野球などの経験があり、創部からわずか4年で九州大会優勝に導くほどの名将です。

【若林暁生監督】
「勢い、選手の頑張り、1戦1戦選手たちが力をつけてくれた。そのおかげで優勝できた」

部員の8割は県内在住ですが、その強さに憧れて県内はもとより、北は北九州、南は熊本とさまざまな場所から週5日練習や試合に通ってきます。
前キャプテンも福岡県柳川市から通っています。

【3年 田中昊太郎前キャプテン】
「高いレベルでしたかったんで、色々チームの体験行って、ここが自分に合ってるし、高いレベルでできると思ったので、ここにしました」

チームの強さの要因はー

【若林暁生監督】
「まず練習量では負けてないと思います。で、練習で培った自信をですね。選手たちが試合の中でゲームの中で発揮してくれた結果、勝ちに繋がったという部分があるし」

重さ約2キロの丸太を持ち、しかもタイヤを引きずりながら走る選手たち。

【若林暁生監督】
「中学校の間は器具を使ってパーツを鍛えるというよりも、自分の体を支える部分の練習をした方がいいんじゃないかと」

この日、練習が終わったのは午後8時。しかしまだ選手たちの練習は終わりません。
チームでキャッチャーを務める片山大雅くん。練習後、家に帰っても父親と練習を続けます。

【片山大雅くん】
「高校では良いピッチャ―だったりが多くなるので、一撃で仕留められるように。疲れたりしますけど、やっぱり高校では通用しないので」

日本3位になったチームも3年生は高校進学に向け引退し、2年生を中心とした新チームに。新しいチームのキャプテンはショートを守る、チームの守備の要、小峰渉央くん。

【小峰渉央くん】
「チームを勝たせるためにどうすればいいか考えて、行動しないといけないところが難しいです。」

キャプテンとしてチームを第一に考える小峰くん。全国3位の先に目指すものは。

【小峰渉央くん】
「先の目標の事は、ジャイアンツカップで優勝する事です。監督を胴上げすることです。」

【若林暁生監督】
「まだ優勝、準優勝というまあ部分が残ってますので、そこを目標にもうあくまでも可能性が0ではない限り、日本一を目指してやっていきたいと思います。」
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