2023/06/16 (金) 17:15

6月16日は「和菓子の日」です。これに合わせて佐賀市の和菓子屋では16日から3日間、和菓子や洋菓子の食べ放題が行われにぎわっています。

【波佐間崇晃記者】
「和菓子の日ということこちらの店内の商品、羊羹や大福、みたらし団子など30種類程の和菓子や洋菓子などが食べ放題になっています」

1950年創業、佐賀市の「菓心まるいち」では、子供から大人まで和菓子の魅力をより知ってもらおうと、16日から3日間、要予約で店内の商品を1時間食べ放題にしたところ、予約は一杯に。
菓子は約30種類でこの催し限定のスイーツもあります。

【佐賀市から】
「和菓子だいたい好きですね。特にあんこ系がすごく好きなので」

【福岡県大川市から】
「どら焼きが生地がもちもちしていておいしかったのでまた来たいなって」

和菓子の日は、848年6月16日に仁明天皇が神からのお告げに基づいて和菓子や餅などを神前に供え、「嘉祥」と改元したことが由来です。
明治時代ごろまでは6月16日に和菓子を食べて健康を祈願する行事を「嘉祥」と呼び、宮中から民間まで行われていたということです。

【菓心まるいち企画マーケティング室 市丸翔大室長】
「和菓子のおいしさに触れていただく機会をつくれたらいいなと思って開催しました。食べていただく方もお菓子をもらった方も楽しめる活動を続けていきたい」

この店では今後、県内のあずき畑の見学ツアーなども企画するということです。