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1mの「手筒花火」も 地元有志の情熱が夜空を彩る 川上峡花火大会【佐賀県】

2023/08/30 (水) 18:15

サムネイル
佐賀市の川上峡で先週金曜日、恒例の花火大会が開かれました。そこには地元を盛り上げようと、身体をはって花火の打ち上げる有志の姿がありました。

九州の嵐山とも呼ばれる佐賀市の川上峡。
ここで開かれた恒例の花火大会の会場周辺には、夜空を焦がす花火を一目見ようと、今年1万9000人がつめかけました。

Q.花火どうだった?
【女の子】「きれいだった」
【男の子】「花火の音がすごくて花火の光もすごかったびっくりした」
【母親】「ちょっと子ども生まれて中々行けなかったのでコロナもあったので来られてよかった」

この花火大会には地域を盛り上げようと、ほかではあまり見られない手筒花火を上げる地元の有志がいます。

【肥前大和手筒組 錦戸利宗さん】
「町おこしという形で最初からやっているんで。子どもたちにのちのち打ち手が出てくるといいなと思う」

地元・佐賀市大和町の肥前大和手筒組の18人です。
手筒花火は愛知県豊橋市発祥で400年以上の歴史を誇るといわれています。
会場近くにあるホテル龍登園の社長宮原知司さんの呼びかけで5年前からはじめ、今年も本場から豊橋祇園祭関屋町青年会が応援にかけつけました。

川上峡の水面にも写る高さ10メートルほどの火柱。
雨のように降る火の粉の中、微動だにせず筒を抱え続けます。その間約30秒。

今年は長さ1メートルほどの手筒花火と、ヨウカンと呼ばれる手持ち手筒花火を打ち上げました。

【肥前大和手筒組 宮原知司頭取】
「打ち上げたものは最後まできちっとあげたい。われわれのこだわり」

【肥前大和手筒組宮原知司頭取】
「相変わらず気持ち良い。熱いけど気持ち良い。みんなそれなりにやけどはしているけれど」

【男子中学生】「手筒花火がきれい。迫力があってすごかった」
【女子中学生】「初めて見た迫力すごい。命がけでやっているようですごい」

打ち上げ花火と手筒花火の共演に多くの人が魅了されていました。
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