2024/01/12 (金) 17:14

有田町の小学校で児童の作品の焼き物展があり、十五代酒井田柿右衛門さんが子どもたちの力作を審査しました。

【十五代酒井田柿右衛門さん】
「心が洗われる。すごく元気をもらえる作品がたくさんあって毎年楽しませてもらっている」

有田町の曲川小学校は、先代の十四代酒井田柿右衛門さんの母校であることから、毎年「校内焼き物展」を開いています。
12日は学校の体育館に1年生から6年生約280人の作品が並び、十五代酒井田柿右衛門さんなどが審査。
最高賞の「柿右衛門賞」を学年ごとに発表し賞状を手渡していました。

【柿右衛門賞5年生】
「初めてだったのでうれしかった。靴の底を工夫して作った」

【柿右衛門賞6年生】
「初めて柿右衛門賞をとったのですごくうれしかった。自分の思うとおりにやってあまり難しくなかった」

作品は「ゆかいな怪獣」「古代の器」など学年ごとにテーマが異なり、子どもたちは町内の陶芸家や有田工業高校の生徒から指導を受けながら焼き物を作ったということです。