2024/01/23 (火) 18:40

災害時の自治体による安否不明者の氏名公表をめぐり山口知事は23日、能登半島地震のように家屋の倒壊が相次ぐケースでは「ためらわずに公表する」と述べました。

【山口知事】
「だれがどこにいるかというのはとても大事な情報なので、個人情報よりも少しでも多く助ける1人でも多く助けることが優先的になるので、ためらわずに公表する」

山口知事は23日の会見でこのように述べ、能登半島地震のような家屋の倒壊が相次ぐケースでは、県の判断で安否不明者の氏名を公表する方針を示しました。
氏名公表をめぐり、県は従来から“救える命を救うことにつながるかどうか”を基準にするとしていて、家屋倒壊などの場合は公表によって捜索範囲が絞られるなど作業が効率化できるとしています。
その上で、山口知事は「最初の3日間でどれだけの人を助けるかが大切」と強調しました。

一方、九州新幹線長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間をめぐっては1月18日、南里隆副知事が長崎県の馬場裕子副知事と非公開で面会していたということです。
1月開かれた国との協議の内容を共有した上で、南里副知事は「長崎県が話したいことがあればいつでも応じる」と伝えたということです。

【山口知事】
「人間性あふれる、学生を大切にしながら発展形で何かを作っていくのにふさわしい方。（県立大学を）一緒になって、時代にあわせて発展させることができる方」

2028年の開学を目指している県立大学について、県は専門家チームのリーダーに立教大学経営学部長の山口和範さんを任命することを明らかにしました。
山口和範さんは富士町出身の61歳佐賀西高卒統計学が専門、大学経営の経験ありデータ教育の重要性も理解適任であるとオファーした。