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県内の中国人観光客の状況は?コロナが5類に移行して初の中国の旧正月「春節」【佐賀県】
2024/02/06 (火) 18:40
新型コロナが5類に移行して初めての迎える中国の旧正月「春節」。県内を訪れる中国人観光客はそれほど増えていませんが、実は中国の方針によるもので、増加する前の静けさかもしれないのです。
中国の旧正月「春節」、今年は2月10日で休み期間は10日から8連休です。
上海と佐賀を結ぶ春秋航空便。佐賀に到着した5日の便では、運航を再開した去年9月に比べて、2倍以上となる128人の乗客がありました。
【観光客】
「日本には初めてきました。大学生で今は冬休みです。佐賀の文化を学びたくてきました」
「嬉野温泉に行きました。焼肉で佐賀牛を食べました」
(父)「嬉野温泉にいきました」
(子供)「温泉がとても気持ちかった」
(母)「東京や大阪にもこれまでいったけど温泉が大好きで今回は佐賀に来ました」
多くの中国人は“春節休み”だけでなく冬休みや有給休暇などを使いすでに佐賀を訪れていると市営バスで通訳を行う添乗員は話します。
【市営バス添乗員】
「(春節を前に)だんだんと増えてきているのは感じます。武雄と嬉野温泉が一番多いです。佐賀牛と刺身が人気。日本のお魚が新鮮でおいしいと聞いています」
【堀記者】
「中国人観光客から絶大な人気を誇る嬉野温泉。なぜここまで人気があるのか、そして春節を前にどれほどの観光客がきているのか取材します」
嬉野温泉で創業100年をこえる老舗旅館「大正屋」です。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
Q.春節期間の中でも一番多い日はいつですか?
「一番多い日は11日になりますね。やはり3連休のところはもう10室未満になります。ほとんどご予約いただいている状況になります」
去年、旅行予約サイトブッキング・ドットコムが主にアジアに住む人へ行った調査。前年から検索数が急上昇した世界の観光地ランキングで、嬉野が5位を獲得しました。大正屋の去年12月の来客数もコロナ禍前の2018年に比べて約1.4倍。外国人観光客も2倍以上に増えています。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
「長崎空港利用のお客さまが多くて。1泊は長崎、2泊目は武雄嬉野一泊というコースが根付いている」
Q.人気のコースは?
「やっぱり佐賀牛プランです。中国の方じゃやっぱりあのお肉は流通していないと思いますよ」
温泉と牛肉で人気が高い嬉野温泉。
【中国人観光客】
「(嬉野の)人はとても親切で景色もとてもよい」
中国人観光客でにぎわっていると思いきや5日の宿泊者18組中、わずか1組でした。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
Q.嬉野全体で中国のお客様は今そういう状況ですか?
「まだまだ個人のお客さまはいらっしゃってますけど、春節前とはいえどもまだまだこちらの方には戻ってきていない状況ですね」
なぜ中国人観光客が戻らないのかブッキング・ドットコムの高木浩子西日本地区統括部長は、中国のある方針が影響していると指摘します。
【ブッキング・ドットコム西日本地区 高木浩子統括部長】
「春節の数字を見てみますと、実はですね中国からのお客さまはそんなに増えてはいないんです。まだ中国の方全員にビザが緩和されている訳ではなくて、富裕層の方のみと聞いています。韓国ですとか台湾、香港そしてタイこのあたりが(観光客の)トップの国籍。今年中国の国境がもっとオープンされると噂されていますので、中国のお客さまが戻ってきたとしたら恐らくコロナ前以上の集客が期待できると思っております」
現時点では、富裕層のみが佐賀に訪れている中国人観光客。今後はビザの緩和にともない団体客の増加も予想されます。
中国の旧正月「春節」、今年は2月10日で休み期間は10日から8連休です。
上海と佐賀を結ぶ春秋航空便。佐賀に到着した5日の便では、運航を再開した去年9月に比べて、2倍以上となる128人の乗客がありました。
【観光客】
「日本には初めてきました。大学生で今は冬休みです。佐賀の文化を学びたくてきました」
「嬉野温泉に行きました。焼肉で佐賀牛を食べました」
(父)「嬉野温泉にいきました」
(子供)「温泉がとても気持ちかった」
(母)「東京や大阪にもこれまでいったけど温泉が大好きで今回は佐賀に来ました」
多くの中国人は“春節休み”だけでなく冬休みや有給休暇などを使いすでに佐賀を訪れていると市営バスで通訳を行う添乗員は話します。
【市営バス添乗員】
「(春節を前に)だんだんと増えてきているのは感じます。武雄と嬉野温泉が一番多いです。佐賀牛と刺身が人気。日本のお魚が新鮮でおいしいと聞いています」
【堀記者】
「中国人観光客から絶大な人気を誇る嬉野温泉。なぜここまで人気があるのか、そして春節を前にどれほどの観光客がきているのか取材します」
嬉野温泉で創業100年をこえる老舗旅館「大正屋」です。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
Q.春節期間の中でも一番多い日はいつですか?
「一番多い日は11日になりますね。やはり3連休のところはもう10室未満になります。ほとんどご予約いただいている状況になります」
去年、旅行予約サイトブッキング・ドットコムが主にアジアに住む人へ行った調査。前年から検索数が急上昇した世界の観光地ランキングで、嬉野が5位を獲得しました。大正屋の去年12月の来客数もコロナ禍前の2018年に比べて約1.4倍。外国人観光客も2倍以上に増えています。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
「長崎空港利用のお客さまが多くて。1泊は長崎、2泊目は武雄嬉野一泊というコースが根付いている」
Q.人気のコースは?
「やっぱり佐賀牛プランです。中国の方じゃやっぱりあのお肉は流通していないと思いますよ」
温泉と牛肉で人気が高い嬉野温泉。
【中国人観光客】
「(嬉野の)人はとても親切で景色もとてもよい」
中国人観光客でにぎわっていると思いきや5日の宿泊者18組中、わずか1組でした。
【嬉野温泉観光協会代表大正屋 山口剛副社長】
Q.嬉野全体で中国のお客様は今そういう状況ですか?
「まだまだ個人のお客さまはいらっしゃってますけど、春節前とはいえどもまだまだこちらの方には戻ってきていない状況ですね」
なぜ中国人観光客が戻らないのかブッキング・ドットコムの高木浩子西日本地区統括部長は、中国のある方針が影響していると指摘します。
【ブッキング・ドットコム西日本地区 高木浩子統括部長】
「春節の数字を見てみますと、実はですね中国からのお客さまはそんなに増えてはいないんです。まだ中国の方全員にビザが緩和されている訳ではなくて、富裕層の方のみと聞いています。韓国ですとか台湾、香港そしてタイこのあたりが(観光客の)トップの国籍。今年中国の国境がもっとオープンされると噂されていますので、中国のお客さまが戻ってきたとしたら恐らくコロナ前以上の集客が期待できると思っております」
現時点では、富裕層のみが佐賀に訪れている中国人観光客。今後はビザの緩和にともない団体客の増加も予想されます。
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