佐賀のニュース
佐賀人十色 自ら仕入れも“佐賀のフルーツの魅力伝えたい”バーテンダー小賦兼也さん
2024/02/12 (月) 17:45

毎週月曜日は県内で奮闘する人を紹介する佐賀人十色。きょうは佐賀のフルーツの魅力を伝えるために奔走する佐賀市の男性です。
職業はバーテンダー、カクテルに使うのは農家から直接仕入れた佐賀のフルーツです。
無駄のないしなやかな動き。こだわりは“佐賀のフルーツを使ったフレッシュカクテル”です。【小賦兼也さん】「佐賀はこんなおいしいフルーツがあるんだよというのを、佐賀の人にももっと知ってもらうということを続けていきたい」
バーテンダー小賦兼也さん30歳。去年5月、佐賀市白山に「BarObu」をオープンしました。こちらは佐賀のブランドイチゴ“いちごさん”と紅茶リキュールなどをあわせたカクテル。一口飲めばイチゴの華やかな香りと瑞々しさがあふれます。一方こちらは佐賀市久保泉町で育てられた柑橘、“八朔”のカクテル。ラムをベースに八朔の苦味が程よく感じられます。
店のカクテルに使うのはそのとき“旬のフルーツ”、そして“佐賀のフルーツ”です。
【小賦兼也さん】Qいまどこに向かっている?「いまいちごの仕入れに向かっている、佐賀のフルーツを使ったカクテルをメインに出しているので」
「おはようございますきょうもよろしくお願いします」
こだわりは仕入れから。スーパーや市場からではなく県内のどこでも自ら訪れ、佐賀産のフルーツを農家から直接仕入れます。
【小賦兼也さん】「自分の目で確かめたいというのと確実に良いものを仕入れたいという思いがある」
時には収穫まで手伝うことも…。
【小賦さん】「土にもこだわってるんですか?」
【中山さん】「キンド酵素という微生物がたっぷり入った資材を使っていて…」
収穫しながら育て方や特徴などを直接聞くことで、知識が増え接客にも役立つそうです。
【小賦兼也さん】「生産者と話すことで見えてくるものも違うと思うし、実際に収穫することでその果物に対する興味や関心がすごくわいてくるので」
小賦さんのフルーツへのこだわりについて“いちごさん”などを育てるみやき町の生産者は…。
【中山ファーム中山菜穂さん】「小賦さんのような実際に生産物を使ってもらう人に、消費者に向けてPRしてもらえるのが農家にとっての宣伝にもなるし、私たちからしたら本当にありがたい」【小賦兼也さん】「やはり佐賀のフルーツはおいしくて魅力がたくさんあるのでそういったものを広めたいと思って佐賀のフルーツを使っている」
福岡県で生まれ、大学進学を機に佐賀へやってきた小賦さん。バーテンダーだった父親に影響され、アルバイトには幼いころから身近な存在だったバーを選びました。卒業後もバーテンダーとして働いていましたが、新型コロナの影響を受ける飲食業界に不安を覚え一度は違う道へ。
【小賦兼也さん】「昼はウェブの運用、夜は塾の講師をしたがやはり自分はバーが好きだという思いともう1回カウンターに立ちたい、自分でもお店を持ってみたいという夢があったのでもう一度やってみようと思いバーをやることを決心した」
一度離れたからこそ気付くことができたバーへの思い。これまでバーで出会った人たちへ恩返しがしたいと店の場所は地元福岡ではなく佐賀を選びました。
オープンは午後6時。ピーク時以外は1人で営業しているため掃除や仕込みもすべて自分で行います。トレードマークの蝶ネクタイをつけいよいよ開店です。
この日は金曜日ということもあり、午後10時すぎには満席になりました。
「これ漬けてるんじゃないの?」「全然これ、超フレッシュこれを生産してる人がいてその人から直接(仕入れている)」「元はどんなやつ?」「元はこれ」「えー!」「これとか、もっと赤いのもあるけど、これはちょっと黄色い」「めっちゃ普通にオレンジ、切ったらその色?」「ほんとにこの色です」
佐賀には生産されていること自体、あまり知られていないフルーツがたくさんあると話す小賦さん。そのフルーツを自分がカクテルにすることでまずは少しでもその存在を知るきっかけに、そして佐賀を誇りに思ってもらいたいと考えています。この店にオープン当初から通う客は…。
【客】「外に出られる日は飲みによく来ている」「おぶさんの人柄がとても良いと思うあと飲み物がとてもおいしい」【客】「お母さんでありお兄ちゃんであり友達でもあるみたいな」「だからこそいろいろな世代の男女問わず店に来るしバーテンダーとしても人としても魅力がある人だなと」
【小賦兼也さん】「バーは暗くてシーンとしているイメージがすごく強いと思うが、そういうイメージを取っ払ってもっとバーは楽しくておいしくていろいろな人がいて、いろいろな人と関われてそこで何かコミュニティができていくそういう場所でありたいと思う」
佐賀のフルーツの魅力を多くの人に伝えるためにもまずは「バーに来店するハードルを下げたい」と話す小賦さん。
去年11月からは新たな取り組みも始めました。
【小賦兼也さん】「炭酸を逃がさないためにちょこっと入れるだけ、混ざります」【客】「混ぜないんですか?」【小賦兼也さん】「混ぜないです、混ぜると炭酸が抜けちゃうので」
カクテルの作り方教室です。自宅でも作れるメニューを含めプロならではのポイントを丁寧に説明します。
【参加者】「友達が結構このバーに通っていてお酒のカクテル教室があると聞いたので、1回行ってみたいと思って職場のみんなを誘ってきた」「実際に聞いてやってみるとすごく難しくて、細かい作業や意味も色々あるのだなと思ったので自分でもやってみたいなと」
教室を通してバーのおもしろさや楽しさも伝えることで気軽に立ち寄れる場所に…。
そして自分のカクテルを通して佐賀の良さをもっとアピールしたいと話します。【小賦兼也さん】「佐賀のフルーツをもっとアピールして、佐賀でこんなものができてるんだよ佐賀はこんな美味しいフルーツがあるんだよというのを、佐賀の人にももっと知ってもらうということを続けていきたいと思う」
職業はバーテンダー、カクテルに使うのは農家から直接仕入れた佐賀のフルーツです。
無駄のないしなやかな動き。こだわりは“佐賀のフルーツを使ったフレッシュカクテル”です。【小賦兼也さん】「佐賀はこんなおいしいフルーツがあるんだよというのを、佐賀の人にももっと知ってもらうということを続けていきたい」
バーテンダー小賦兼也さん30歳。去年5月、佐賀市白山に「BarObu」をオープンしました。こちらは佐賀のブランドイチゴ“いちごさん”と紅茶リキュールなどをあわせたカクテル。一口飲めばイチゴの華やかな香りと瑞々しさがあふれます。一方こちらは佐賀市久保泉町で育てられた柑橘、“八朔”のカクテル。ラムをベースに八朔の苦味が程よく感じられます。
店のカクテルに使うのはそのとき“旬のフルーツ”、そして“佐賀のフルーツ”です。
【小賦兼也さん】Qいまどこに向かっている?「いまいちごの仕入れに向かっている、佐賀のフルーツを使ったカクテルをメインに出しているので」
「おはようございますきょうもよろしくお願いします」
こだわりは仕入れから。スーパーや市場からではなく県内のどこでも自ら訪れ、佐賀産のフルーツを農家から直接仕入れます。
【小賦兼也さん】「自分の目で確かめたいというのと確実に良いものを仕入れたいという思いがある」
時には収穫まで手伝うことも…。
【小賦さん】「土にもこだわってるんですか?」
【中山さん】「キンド酵素という微生物がたっぷり入った資材を使っていて…」
収穫しながら育て方や特徴などを直接聞くことで、知識が増え接客にも役立つそうです。
【小賦兼也さん】「生産者と話すことで見えてくるものも違うと思うし、実際に収穫することでその果物に対する興味や関心がすごくわいてくるので」
小賦さんのフルーツへのこだわりについて“いちごさん”などを育てるみやき町の生産者は…。
【中山ファーム中山菜穂さん】「小賦さんのような実際に生産物を使ってもらう人に、消費者に向けてPRしてもらえるのが農家にとっての宣伝にもなるし、私たちからしたら本当にありがたい」【小賦兼也さん】「やはり佐賀のフルーツはおいしくて魅力がたくさんあるのでそういったものを広めたいと思って佐賀のフルーツを使っている」
福岡県で生まれ、大学進学を機に佐賀へやってきた小賦さん。バーテンダーだった父親に影響され、アルバイトには幼いころから身近な存在だったバーを選びました。卒業後もバーテンダーとして働いていましたが、新型コロナの影響を受ける飲食業界に不安を覚え一度は違う道へ。
【小賦兼也さん】「昼はウェブの運用、夜は塾の講師をしたがやはり自分はバーが好きだという思いともう1回カウンターに立ちたい、自分でもお店を持ってみたいという夢があったのでもう一度やってみようと思いバーをやることを決心した」
一度離れたからこそ気付くことができたバーへの思い。これまでバーで出会った人たちへ恩返しがしたいと店の場所は地元福岡ではなく佐賀を選びました。
オープンは午後6時。ピーク時以外は1人で営業しているため掃除や仕込みもすべて自分で行います。トレードマークの蝶ネクタイをつけいよいよ開店です。
この日は金曜日ということもあり、午後10時すぎには満席になりました。
「これ漬けてるんじゃないの?」「全然これ、超フレッシュこれを生産してる人がいてその人から直接(仕入れている)」「元はどんなやつ?」「元はこれ」「えー!」「これとか、もっと赤いのもあるけど、これはちょっと黄色い」「めっちゃ普通にオレンジ、切ったらその色?」「ほんとにこの色です」
佐賀には生産されていること自体、あまり知られていないフルーツがたくさんあると話す小賦さん。そのフルーツを自分がカクテルにすることでまずは少しでもその存在を知るきっかけに、そして佐賀を誇りに思ってもらいたいと考えています。この店にオープン当初から通う客は…。
【客】「外に出られる日は飲みによく来ている」「おぶさんの人柄がとても良いと思うあと飲み物がとてもおいしい」【客】「お母さんでありお兄ちゃんであり友達でもあるみたいな」「だからこそいろいろな世代の男女問わず店に来るしバーテンダーとしても人としても魅力がある人だなと」
【小賦兼也さん】「バーは暗くてシーンとしているイメージがすごく強いと思うが、そういうイメージを取っ払ってもっとバーは楽しくておいしくていろいろな人がいて、いろいろな人と関われてそこで何かコミュニティができていくそういう場所でありたいと思う」
佐賀のフルーツの魅力を多くの人に伝えるためにもまずは「バーに来店するハードルを下げたい」と話す小賦さん。
去年11月からは新たな取り組みも始めました。
【小賦兼也さん】「炭酸を逃がさないためにちょこっと入れるだけ、混ざります」【客】「混ぜないんですか?」【小賦兼也さん】「混ぜないです、混ぜると炭酸が抜けちゃうので」
カクテルの作り方教室です。自宅でも作れるメニューを含めプロならではのポイントを丁寧に説明します。
【参加者】「友達が結構このバーに通っていてお酒のカクテル教室があると聞いたので、1回行ってみたいと思って職場のみんなを誘ってきた」「実際に聞いてやってみるとすごく難しくて、細かい作業や意味も色々あるのだなと思ったので自分でもやってみたいなと」
教室を通してバーのおもしろさや楽しさも伝えることで気軽に立ち寄れる場所に…。
そして自分のカクテルを通して佐賀の良さをもっとアピールしたいと話します。【小賦兼也さん】「佐賀のフルーツをもっとアピールして、佐賀でこんなものができてるんだよ佐賀はこんな美味しいフルーツがあるんだよというのを、佐賀の人にももっと知ってもらうということを続けていきたいと思う」
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