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”生後5カ月長男が骨折”傷害の罪に問われた父親 二審も無罪 検察の控訴棄却【佐賀県】
2024/03/13 (水) 17:30

一審に続き、二審も無罪の判決です。生後5カ月だった長男に腕の骨を折る大けがをさせたとして、傷害の罪に問われた父親の控訴審が13日開かれ、福岡高裁は一審の無罪の判決を支持し、検察側の訴えを退けました。
この裁判は3年前の2021年6月、県内に住む20代の父親が自宅で当時5カ月の長男に右腕を折る全治2カ月の大けがをさせたとして傷害の罪に問われているものです。
長男の治療で訪れた佐賀市内の病院が、父親の児童虐待を疑って児童相談所に通報し、その後逮捕・起訴されていましたが、父親は一貫して否認していました。
一審の佐賀地裁は「医師の過度な治療で骨折した可能性も否定できず、父親の暴行を立証するのは困難」として無罪を言い渡し、検察が「事実誤認がある」として控訴していました。
13日の控訴審判決で松藤和博裁判長は、「経験の浅い医師が(子供に発生しやすい)肘内障の疑いがあると判断して整復作業を試み、過度な作業を行ったため骨折を生じさせたという可能性も否定できない」などと述べ、一審の無罪の判決を支持し検察側の控訴を棄却しました。
この裁判は3年前の2021年6月、県内に住む20代の父親が自宅で当時5カ月の長男に右腕を折る全治2カ月の大けがをさせたとして傷害の罪に問われているものです。
長男の治療で訪れた佐賀市内の病院が、父親の児童虐待を疑って児童相談所に通報し、その後逮捕・起訴されていましたが、父親は一貫して否認していました。
一審の佐賀地裁は「医師の過度な治療で骨折した可能性も否定できず、父親の暴行を立証するのは困難」として無罪を言い渡し、検察が「事実誤認がある」として控訴していました。
13日の控訴審判決で松藤和博裁判長は、「経験の浅い医師が(子供に発生しやすい)肘内障の疑いがあると判断して整復作業を試み、過度な作業を行ったため骨折を生じさせたという可能性も否定できない」などと述べ、一審の無罪の判決を支持し検察側の控訴を棄却しました。
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