佐賀のニュース
嬉野温泉 水位低下も「源泉は維持」市 抜本的対策につながるよう取り組む【佐賀県】
2025/01/24 (金) 18:12

観光客の増加に伴い嬉野温泉の源泉の水位が下がっていることを受け地元の嬉野市と旅館組合などが会見を開き「水位は下がっているが源泉は維持できている」との見解を示しました。
【嬉野温泉旅館組合 山口剛理事長】
「持続可能な限り温泉とともに共存共栄、発展していくために今後温泉の使用方法や仕組みづくりを明確にして将来に向けて取り組んでいく所存」
24日会見を開き状況を説明したのは嬉野市の村上市長と嬉野温泉旅館組合などで代表を務める山口理事長です。
嬉野市によりますと観光客の増加によって旅館などでのお湯のくみ上げ量が増えたことや源泉から各施設にお湯を運ぶ配湯管の老朽化により漏れが発生していることが水位が下がった原因だということです。
市はこれを受け風呂付の客室での深夜の利用を控えるよう呼びかけたほか、漏れた箇所の修理を依頼するなどしてお湯の節約に努めていて、「水位は下がっているものの源泉は維持できている」と強調しました。
村上市長は「今後春先にかけて多くの旅行客が訪れるが引き続き節約を呼びかけつつ抜本的な対策につながるよう取り組みたい」としています。
また、地元の旅館からは宿泊客が朝に利用する大浴場をこれまでの2カ所から1カ所に減らすなどしてお湯の節約に取り組んでいることなどが報告されました。
【嬉野温泉旅館組合 山口剛理事長】
「持続可能な限り温泉とともに共存共栄、発展していくために今後温泉の使用方法や仕組みづくりを明確にして将来に向けて取り組んでいく所存」
24日会見を開き状況を説明したのは嬉野市の村上市長と嬉野温泉旅館組合などで代表を務める山口理事長です。
嬉野市によりますと観光客の増加によって旅館などでのお湯のくみ上げ量が増えたことや源泉から各施設にお湯を運ぶ配湯管の老朽化により漏れが発生していることが水位が下がった原因だということです。
市はこれを受け風呂付の客室での深夜の利用を控えるよう呼びかけたほか、漏れた箇所の修理を依頼するなどしてお湯の節約に努めていて、「水位は下がっているものの源泉は維持できている」と強調しました。
村上市長は「今後春先にかけて多くの旅行客が訪れるが引き続き節約を呼びかけつつ抜本的な対策につながるよう取り組みたい」としています。
また、地元の旅館からは宿泊客が朝に利用する大浴場をこれまでの2カ所から1カ所に減らすなどしてお湯の節約に取り組んでいることなどが報告されました。
|
|
佐賀のニュース
特集ニュース