2025/03/05 (水) 18:32

災害医療の視点から地区の防災について考えてもらおうと、高度救命救急センターの医師が、佐賀市の公民館長に避難所での遠隔診療などを紹介しました。

この研修会は、災害時に地域連携や避難所運営への理解を深めてもらおうと、佐賀市内の公民館の館長を対象に開かれたものです。
この日は、佐賀大学医学部附属病院高度救命救急センター医師の古川祐太朗さんが、自身が取り組む「災害関連死をゼロにする地域連携プロジェクト」を説明。
去年、市内の校区で実施された避難所での遠隔診療の実証実験を紹介するなど災害医療と地域連携について話しました。

【参加者（男性）】
「被害が大きい場合は周囲にあるいろいろな避難所や二次避難所、福祉避難所との連携も大切だと強く感じた」
【参加者（女性）】
「去年8月に新しく出来た公民館なので、特に公民館内、公民館の外側の把握も必要だと思った」
【佐賀大学医学部附属病院高度救命救急センター 古川祐太朗医師】
「行政的な立場であり、地域住民のリーダー的な存在である公民館長の役割は個人としては重要だと。これから各地域に戻ってどのような展開になるのか期待しながら、私たちも支援できれば」