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有明海にのみ生息する“幻の魚”エツ漁体験 潮や水温など見極め…大きなサイズも【佐賀県】
2025/06/11 (水) 18:14
国内では有明海にのみ生息する魚「エツ」が漁のシーズンを迎えています。漁期も限られ、「幻の魚」とも呼ばれるエツの漁を取材しました。
【招待客】
「身がやわらかいですよね。夏の風物詩です。」
国内では有明海にのみ生息する「エツ」。夏になると産卵のために筑後川を遡上し5月から7月の3ヵ月間漁が行われます。
「幻の魚」とも呼ばれるエツの漁を体験しました。
【リポート・吉冨綾花】
「きょうはよろしくお願いします。エツ漁行ってきます!」
案内してくれたのは大川市の荒木三由さん、ミチエさん夫婦です。
【荒木三由さん】
「親父の船にはもう小学生ん頃から乗りよったもんね」
お二人は今年で76歳。
父の代からエツ漁をしていて、以前はノリ養殖もしていましたが今はエツの専門です。
【吉冨綾花】
何時から?
【荒木ミチエさん】
「4時ごろから。」
【吉冨綾花】
「4時からやられてる?」
【荒木ミチエさん】
「そうなんですよ。」
【吉冨綾花】
「毎朝ですか」
【荒木ミチエさん】
「毎朝」
漁は「流しさし網漁」という方法で行われます。
幅約2メートル、長さ180メートルの大きな網を川に入れ、時間をおいて引き揚げます。すると早速・・・
【リポート・吉冨綾花】
「あ、きました!エツがかかっています!わあ、跳ねます。エツがとれました!表面がすごくぬるぬるしていて、光に当たるとうろこがキラキラと光ります」
どこに網を入れるかいつ引き上げるかは経験と感覚が全て。場所を変えながら何度も何度も網を入れ、引き揚げます。
【リポート・吉冨綾花】
「それでは次のスポットに向かいます」
私も網の引き揚げを体験しました。
【荒木ミチエさん】
「手のいたいですよ、よか?」
【荒木ミチエさん】
「よかねー、力抜くよ、大丈夫?」
【吉冨綾花】
「はいお願いします」
【吉冨綾花】
「網を引いてみます」
【荒木ミチエさん】
「手がね、痛いね」
【吉冨綾花】
「結構力が要ります、重たいですね」
【荒木ミチエさん】
「重たいよ」
そうこうしていると運命的な出会いが!
【吉冨綾花】
「かかりました!」
【荒木ミチエさん】
「わあ、エツのジャンボ」
【荒木三由さん】
「ふとかとは珍しかよ」
【吉冨綾花】
「おおきい!わあ、また来た!大きなエツがとれました!」
しかし、なかなかとれないことも・・・
【荒木三由さん】
「今ちょっともう潮が流れないようになったから水がきれいになったから、光が当たっているから網が見えるんやろう、エツも。」
【荒木ミチエさん】
「きょうは少ない」
Q.きのうはどれくらい?
【荒木ミチエさん】
「きのうはですね、40か50はきてた」
Q.そんなにですか
【荒木三由さん】
「かかるときは10分20分で大量にかかる」
エツが獲れるためには水温や潮の流れが重要だと話します。
【荒木三由さん】
「濁ってもいけんし、あんまい澄んでもダメ。そいけんね、ちょうどほどよか濁りになるとかかるとばってんね」
様々な自然の条件を見極めながら獲ったエツは料理店や市場に持っていくということです。
【荒木ミチエさん】
「なんでもおいしかですよ。煮つけやら南蛮漬け、酢漬け、唐揚げ塩焼き、いろんな料理がされます」
【荒木三由さん】
皆さん、この大川のエツば食べに来てもらうといいと思います。」
【荒木ミチエさん】
「ほんとですね、嬉しいです」
今年の大川のエツ漁は7月20日まで行われます。
【招待客】
「身がやわらかいですよね。夏の風物詩です。」
国内では有明海にのみ生息する「エツ」。夏になると産卵のために筑後川を遡上し5月から7月の3ヵ月間漁が行われます。
「幻の魚」とも呼ばれるエツの漁を体験しました。
【リポート・吉冨綾花】
「きょうはよろしくお願いします。エツ漁行ってきます!」
案内してくれたのは大川市の荒木三由さん、ミチエさん夫婦です。
【荒木三由さん】
「親父の船にはもう小学生ん頃から乗りよったもんね」
お二人は今年で76歳。
父の代からエツ漁をしていて、以前はノリ養殖もしていましたが今はエツの専門です。
【吉冨綾花】
何時から?
【荒木ミチエさん】
「4時ごろから。」
【吉冨綾花】
「4時からやられてる?」
【荒木ミチエさん】
「そうなんですよ。」
【吉冨綾花】
「毎朝ですか」
【荒木ミチエさん】
「毎朝」
漁は「流しさし網漁」という方法で行われます。
幅約2メートル、長さ180メートルの大きな網を川に入れ、時間をおいて引き揚げます。すると早速・・・
【リポート・吉冨綾花】
「あ、きました!エツがかかっています!わあ、跳ねます。エツがとれました!表面がすごくぬるぬるしていて、光に当たるとうろこがキラキラと光ります」
どこに網を入れるかいつ引き上げるかは経験と感覚が全て。場所を変えながら何度も何度も網を入れ、引き揚げます。
【リポート・吉冨綾花】
「それでは次のスポットに向かいます」
私も網の引き揚げを体験しました。
【荒木ミチエさん】
「手のいたいですよ、よか?」
【荒木ミチエさん】
「よかねー、力抜くよ、大丈夫?」
【吉冨綾花】
「はいお願いします」
【吉冨綾花】
「網を引いてみます」
【荒木ミチエさん】
「手がね、痛いね」
【吉冨綾花】
「結構力が要ります、重たいですね」
【荒木ミチエさん】
「重たいよ」
そうこうしていると運命的な出会いが!
【吉冨綾花】
「かかりました!」
【荒木ミチエさん】
「わあ、エツのジャンボ」
【荒木三由さん】
「ふとかとは珍しかよ」
【吉冨綾花】
「おおきい!わあ、また来た!大きなエツがとれました!」
しかし、なかなかとれないことも・・・
【荒木三由さん】
「今ちょっともう潮が流れないようになったから水がきれいになったから、光が当たっているから網が見えるんやろう、エツも。」
【荒木ミチエさん】
「きょうは少ない」
Q.きのうはどれくらい?
【荒木ミチエさん】
「きのうはですね、40か50はきてた」
Q.そんなにですか
【荒木三由さん】
「かかるときは10分20分で大量にかかる」
エツが獲れるためには水温や潮の流れが重要だと話します。
【荒木三由さん】
「濁ってもいけんし、あんまい澄んでもダメ。そいけんね、ちょうどほどよか濁りになるとかかるとばってんね」
様々な自然の条件を見極めながら獲ったエツは料理店や市場に持っていくということです。
【荒木ミチエさん】
「なんでもおいしかですよ。煮つけやら南蛮漬け、酢漬け、唐揚げ塩焼き、いろんな料理がされます」
【荒木三由さん】
皆さん、この大川のエツば食べに来てもらうといいと思います。」
【荒木ミチエさん】
「ほんとですね、嬉しいです」
今年の大川のエツ漁は7月20日まで行われます。
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