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冬の味覚「カキ」瀬戸内海で大量死...太良町のカキは順調に収穫【佐賀県】

2025/12/25 (木) 18:13

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続いては、冬の味覚・カキについて。

【原竹アナウンサー】
「原竹さんはこの冬、食べましたか?」
【野上アナウンサー】
「大好きですが、まだ食べてないです。年末年始に購入して自宅で焼くのが恒例なので今から楽しみです」

今年は、瀬戸内海でカキの大量死が発生していますが、県内では、甘くておいしいカキが順調に収穫できています。

【野口リポーター】
「竹崎漁港から2キロほど沖に出たカキの養殖場に来ています。こちらでは10月ごろからカキの収穫が始まっています」

豊富な栄養や身の色から「海のミルク」とも言われるカキ。
太良町の竹崎漁港では、現在、有明海でカキの養殖を営む15人の漁業者がいます。
竹崎漁港を出発して数分。

沖合にあるカキの養殖場の海中を覗いてみると・・・見事に育ったカキの姿が見られました。
今年、瀬戸内海では、海水温の上昇などが原因で広島県産のカキが大量に死ぬ被害が確認されています。

一方、養殖歴30年の大鋸勇哉さんは、太良町のカキは問題なく順調に育っていると話します。

【カキ漁師 大鋸勇哉さん】
「今年いいですね。いいカキができています。大きさもここにきてやっぱりだいぶ大きくなってきて身はもう、もちろんはじめからもう詰まってます。甘くておいしいカキです」

この日も、大鋸さんは朝8時ごろに海に出て、カキの収穫作業にあたりました。

Q.これは何をしている?
【大鋸さん】
「一枚一枚にしてるんです。分けて、あと付着物を取って。きれいにして、いかだに戻して洗浄して出荷ですね」

仕分けの作業などは一日がかり。
翌日までかかることもあるといいます。
この日は一日、養殖場の側で作業をしていましたが…

【大鋸さん】
「最近は一日中ですけど毎年だと寒いから昼くらいで切り上げます。自分たちは暑いのは快適で作業しやすいばかりですけどカキにとってはやっぱりもっと冷え込んでほしいですね」

今年は台風が来なかったことや少雨、海水温の上昇などからカキの育ちは少し遅れ気味だということです。

しかし、身が詰まった甘いカキが順調に収穫できていて、値段も大きく高騰することはなさそうだと話します。

【大鋸さん】
「いいカキが獲れていますのでぜひ太良町に来てください。よろしくお願いします」
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