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「結婚披露宴、開いてもいい?」「感染したら出産は?授乳は?」新型コロナの質問 専門家の答えは
2020/09/28 (月) 20:15

佐賀県内の新型コロナの感染状況は落ち着いているといえるのか、また、寒くなっていくこれからの季節、どんなことに注意すべきなのでしょうか?
感染症に詳しい佐賀大学医学部附属病院の青木洋介教授に、視聴者から寄せられた疑問・質問をもとに解説いただきます。
Q、まずは、県内の新型コロナの感染状況についてです。9月になって感染者がゼロという日も多くなってきました。青木先生、この状況についていかがでしょうか。
「2週間くらい右肩下がりなので、収束傾向にあると思っていいと思います。(一方で、)5月から6月までは、70日近く感染がなかった状態もあったので、もうしばらく県民のみなさんで留意を続けるべきだと思います。」
Q、今後も注意が必要ということですが、これから気温が下がり心配になるのが、インフルエンザの同時流行です。佐賀でも同時流行の可能性はありますか?
「ないとは言えないが、一般的に1人の身体で別々のウイルスが悪さをするという可能性は高くないといわれている。1つのウイルスにかかると、他のウイルスをブロックするような免疫機能が立ち上がるので、2つ流行する可能性はあまり高くないのではないか。1人で同時に発症する可能性は低い。」
Q、もしも発熱などの症状が出てどちらかわからない場合、どうすればいいのでしょうか?
「(新型コロナとインフルエンザの症状の違いは)インフルは病状の立ち上がりが早い、症状が出て熱が出始めてピークになるまでが早い。コロナウイルスは、インフルエンザと比べるとなだらかな立ち上がり。」
サガテレビは、ウェブアンケートで青木先生への質問を募集し、400件以上の質問が寄せられました。視聴者の質問を青木先生に聞いていきます。
Q、まずは最も多かった質問。「ワクチンはいつごろ接種できるようになるのでしょうか」世界各国でワクチンの開発が進められる中、いま一番の関心事といえそうです
「いろいろな種類が世界中で開発されているが、これが一番よさそうだという効果の期待できるワクチンは特定されていない。副反応も、効果も、確定的なところに行くには一歩手前ではないか。」
Q、「会食は何人までだったら心配がないのか?」「行動をどこまで制限したらいいのか、気をつけたらいいのか、わからなくなってきた」
今月、佐賀県の山口知事は感染状況は落ち着いているとして、県民に県内の飲食店などの利用を呼び掛けました。また来月以降はGoToEatキャンペーンが始まるなど地域を元気しようという取り組みも広がっていますが、実際どう行動したらいいのか、わからないという人も多い状況です。
「生活圏の拡大がない人が、仲間内で集まって会食をする分には、佐賀の流行状況ではリスクは高くない。人数よりも、複数の団体が自由に入って、行動履歴のわからない人が入り混じるのが一番注意したいところ」
Q、「スポーツ観戦や県をまたいだ移動は控えた方がいいのでしょうか」「仕事で東京に行かないといけないが、どんなことに注意したらいですか」
「新幹線や飛行機の中で集団感染をしたという事例はない。注意するのは出先、出張先や旅行先で、不特定多数が集まるところに行くときにリスク管理をすれば、普通に観光して旅行する分にはリスクは高くないんじゃないかと思います。」
Q、「11月に結婚式・披露宴をする予定です。5月の予定でしたが、延期していました。参列者にご迷惑がかかるのではないかと心配しています。本当にやっていいのか、県外からの参列者について、どう考えたらいいでしょうか」
「式場も感染対策に気を配っていると思う。招待する側もされる側も、社会人としての感染対策の基本的な留意事項を遵守していただければ、会食同様リスクは高くないと思う。大きな声での歓談は、気分的には控えると思うが、中断しくださいという状況ではないと思います。」
Q、「妊婦が新型コロナに感染したまま出産する場合、帝王切開で母乳も与えられないと聞いたのですが、本当ですか」
「分娩直前に感染すると、佐賀県の場合、特定の医療機関で分娩をしてくださいというシステムになっている。そういうところでは、授乳の管理やケアなども考えてある。一定期間、制限あるかもしれないが、心配ない。」
~番組で紹介できなかった質問~
Q、糖尿病・高血圧の持病があるがコロナにかかると重症率高い?
「疾患のない健康な人と比べると高いかもしれないが、糖尿病・高血圧だからといって重症になる可能性は高くない。」
Q、気管支に持病ある場合の注意事項は?
「とにかくコロナに感染しないように気を付ける。消毒や人ごみに行かないことなどを徹底する。」
Q、後遺症が怖いと聞くがどういう症状なのか?
「後遺症に関してはまだはっきり分かっていない。」
Q、2歳の息子がマスクを嫌がり、装着できない時はあります。必ずマスクをさせた方がいいのでしょうか?
「 2歳の子供は大人のようなリスクのある行動はとらないので、無理にマスクを着けさせる必要はない。ただ、物を口に咥える行動が年齢的にあるので、自宅以外では注意が必要。」
感染症に詳しい佐賀大学医学部附属病院の青木洋介教授に、視聴者から寄せられた疑問・質問をもとに解説いただきます。
Q、まずは、県内の新型コロナの感染状況についてです。9月になって感染者がゼロという日も多くなってきました。青木先生、この状況についていかがでしょうか。
「2週間くらい右肩下がりなので、収束傾向にあると思っていいと思います。(一方で、)5月から6月までは、70日近く感染がなかった状態もあったので、もうしばらく県民のみなさんで留意を続けるべきだと思います。」
Q、今後も注意が必要ということですが、これから気温が下がり心配になるのが、インフルエンザの同時流行です。佐賀でも同時流行の可能性はありますか?
「ないとは言えないが、一般的に1人の身体で別々のウイルスが悪さをするという可能性は高くないといわれている。1つのウイルスにかかると、他のウイルスをブロックするような免疫機能が立ち上がるので、2つ流行する可能性はあまり高くないのではないか。1人で同時に発症する可能性は低い。」
Q、もしも発熱などの症状が出てどちらかわからない場合、どうすればいいのでしょうか?
「(新型コロナとインフルエンザの症状の違いは)インフルは病状の立ち上がりが早い、症状が出て熱が出始めてピークになるまでが早い。コロナウイルスは、インフルエンザと比べるとなだらかな立ち上がり。」
サガテレビは、ウェブアンケートで青木先生への質問を募集し、400件以上の質問が寄せられました。視聴者の質問を青木先生に聞いていきます。
Q、まずは最も多かった質問。「ワクチンはいつごろ接種できるようになるのでしょうか」世界各国でワクチンの開発が進められる中、いま一番の関心事といえそうです
「いろいろな種類が世界中で開発されているが、これが一番よさそうだという効果の期待できるワクチンは特定されていない。副反応も、効果も、確定的なところに行くには一歩手前ではないか。」
Q、「会食は何人までだったら心配がないのか?」「行動をどこまで制限したらいいのか、気をつけたらいいのか、わからなくなってきた」
今月、佐賀県の山口知事は感染状況は落ち着いているとして、県民に県内の飲食店などの利用を呼び掛けました。また来月以降はGoToEatキャンペーンが始まるなど地域を元気しようという取り組みも広がっていますが、実際どう行動したらいいのか、わからないという人も多い状況です。
「生活圏の拡大がない人が、仲間内で集まって会食をする分には、佐賀の流行状況ではリスクは高くない。人数よりも、複数の団体が自由に入って、行動履歴のわからない人が入り混じるのが一番注意したいところ」
Q、「スポーツ観戦や県をまたいだ移動は控えた方がいいのでしょうか」「仕事で東京に行かないといけないが、どんなことに注意したらいですか」
「新幹線や飛行機の中で集団感染をしたという事例はない。注意するのは出先、出張先や旅行先で、不特定多数が集まるところに行くときにリスク管理をすれば、普通に観光して旅行する分にはリスクは高くないんじゃないかと思います。」
Q、「11月に結婚式・披露宴をする予定です。5月の予定でしたが、延期していました。参列者にご迷惑がかかるのではないかと心配しています。本当にやっていいのか、県外からの参列者について、どう考えたらいいでしょうか」
「式場も感染対策に気を配っていると思う。招待する側もされる側も、社会人としての感染対策の基本的な留意事項を遵守していただければ、会食同様リスクは高くないと思う。大きな声での歓談は、気分的には控えると思うが、中断しくださいという状況ではないと思います。」
Q、「妊婦が新型コロナに感染したまま出産する場合、帝王切開で母乳も与えられないと聞いたのですが、本当ですか」
「分娩直前に感染すると、佐賀県の場合、特定の医療機関で分娩をしてくださいというシステムになっている。そういうところでは、授乳の管理やケアなども考えてある。一定期間、制限あるかもしれないが、心配ない。」
~番組で紹介できなかった質問~
Q、糖尿病・高血圧の持病があるがコロナにかかると重症率高い?
「疾患のない健康な人と比べると高いかもしれないが、糖尿病・高血圧だからといって重症になる可能性は高くない。」
Q、気管支に持病ある場合の注意事項は?
「とにかくコロナに感染しないように気を付ける。消毒や人ごみに行かないことなどを徹底する。」
Q、後遺症が怖いと聞くがどういう症状なのか?
「後遺症に関してはまだはっきり分かっていない。」
Q、2歳の息子がマスクを嫌がり、装着できない時はあります。必ずマスクをさせた方がいいのでしょうか?
「 2歳の子供は大人のようなリスクのある行動はとらないので、無理にマスクを着けさせる必要はない。ただ、物を口に咥える行動が年齢的にあるので、自宅以外では注意が必要。」
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