2022/05/18 (水) 18:25

ウクライナ避難民の支援に役立ててもらおうと、佐賀を拠点に活動する市民楽団が、演奏会の収入の一部を義援金として寄付することになりました。

ウクライナ避難民への義援金を寄付するのは、県内を拠点に約70人のメンバーで活動する「アルモニア管弦楽団」です。
18日は、代表の瀬戸要さんらが県庁を訪れ、「私たちは微力だが他にもこうした支援の輪が広がっていけば」と話しました。
楽団は6月5日に久留米市で定期演奏会を開く予定で、そのチケット収入の一部、10万円を義援金として贈るということです。

【アルモニア管弦楽団・瀬戸要代表】
「もちろん音楽を通じてというのが私たちの専門分野といいますか、一番得意としているところですので、例えばもしその避難されている方が聴いてみたいなとおっしゃるようだったら招待したりとか、チャンスがあればぜひ聴きに来ていただきたい」

県が窓口になっているウクライナ避難民への義援金は、これまでに378万円余りが寄せられていて、主に県内への避難民の生活費に充てられているということです。