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農作物の苗木流出を防げ!いちごさん にじゅうまる…県育成品種の知的財産保護【佐賀県】
2022/06/01 (水) 17:25
県が育成者権をもつ、いちごさんやにじゅうまるなど知的財産を守ろうと、県やJAなどの職員を対象にした研修会がありました。
【弁理士・中嶋和昭氏】
「第三者が例えばその苗を買ってきて、自分で育てるということをすれば、品種の創出をした人の苦労に“タダ乗り”ができてしまう」
この研修会は、知的財産に対する関係者の理解を深め流出を防ごうと県や市町、JAなど農林関係の職員約150人が参加しました。
品種登録や商標などを専門にする弁理士の中嶋和昭さんが講演し「新品種の開発には高度な知識や技術が必要だが、苗木などが流出すれば第三者が容易に増殖できる」知的財産保護の必要性について説明しました。
県内では最近、いちごさんやかんきつのにじゅうまる、サガンスギなど佐賀県が権利をもつ育成品種が次々にデビューしている一方、盗難などによる苗木の不正流出がこの4年間で7件起きています。
再発防止に向けては育成品種を扱う関係者の意識をいかに高めていくかが課題となっていて、県は知的財産の保護を目的とした条例案を6月の定例議会に提出する予定です。
【弁理士・中嶋和昭氏】
「第三者が例えばその苗を買ってきて、自分で育てるということをすれば、品種の創出をした人の苦労に“タダ乗り”ができてしまう」
この研修会は、知的財産に対する関係者の理解を深め流出を防ごうと県や市町、JAなど農林関係の職員約150人が参加しました。
品種登録や商標などを専門にする弁理士の中嶋和昭さんが講演し「新品種の開発には高度な知識や技術が必要だが、苗木などが流出すれば第三者が容易に増殖できる」知的財産保護の必要性について説明しました。
県内では最近、いちごさんやかんきつのにじゅうまる、サガンスギなど佐賀県が権利をもつ育成品種が次々にデビューしている一方、盗難などによる苗木の不正流出がこの4年間で7件起きています。
再発防止に向けては育成品種を扱う関係者の意識をいかに高めていくかが課題となっていて、県は知的財産の保護を目的とした条例案を6月の定例議会に提出する予定です。
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