2022/10/26 (水) 18:21

さがすぽネクスト。今回はママさんバレーです。
子育てや家事、仕事をこなしながらバレーボールに打ち込み九州大会出場を決めた選手を紹介します。

2022年8月、新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった九州ママさんバレーボール大会。佐賀県大会では年齢制限のない1部で、有田町の西有田が4年ぶり7回目の優勝を果たし九州大会への切符を手にしました。

【田代沙由理さん】
「前に九州大会出たときに準優勝だったので今年は優勝狙いたい」

西有田のメンバーは全員で12人。元Vリーガーで経験豊富なセッター川尻りえキャプテンの安定したトスにエース・田代沙由理さんのスピード感あるアタックがチーム最大の武器です。

本来、右利きであればレフトから打つのが一般的ですが田代さんはあえてライトから。

【田代沙由理さん】
「ライトの方がボールの捉える位置が高いかなと」

【川尻りえキャプテン】
「信頼できる田代にあげてたら決めてくれるスピードも速いしセンスもある」

そして、Vリーグで活躍してきた川尻キャプテン。チームを率いる岩永みどり監督からの信頼もばつぐんです。

【岩永みどり監督】
「トス回し見ていただいたら分かると思うけどどこでも自由自在いるところにあげてくれる」

この日は伊万里のチームとの練習試合。はじまるかと思いきや…

「これからこどもの迎えに…」

子供中心の生活を送っているママさんたち。昼間は仕事をしているため十分な練習時間はとれませんがママさんたちにとってバレーは生きがいです。

【田代沙由理さん】
「みんなでひとつのボールをつなぐ競技でチーム一丸となってできるところがいいかなとバレーをするために前の仕事をがんばる」

田代さんも昼間は実家の肥育農家を手伝います。

【田代沙由理さん】
「重たい飼料などもあるのでトレーニングがてら上半身は鍛えられるかなと」

週に2回だった練習も1回に減り、普段の生活の中でトレーニングを取り入れます。
体育館には練習を見守る子供の姿も。

Qバレーしてる姿見てどう？
【田代さんの息子】「カッコイイと思うがんばってほしい」

11月、23日に鹿児島県で開催されるママさんバレーの九州ナンバーワンの座をかけた大会に向けてチーム全員、気合充分です。

【川尻りえキャプテン】
「良いトスを少しでも回せるように頑張りたい」

【田代沙由理さん】
「最後まで気を抜かない戦い方をしたい」

「がんばっていきまっしょい」