佐賀のニュース
諫早湾干拓事業「非開門」干拓事業と漁業被害との因果関係について認める【佐賀県】
2023/03/28 (火) 18:40
諫早湾干拓事業をめぐり排水門の閉め切りで深刻な漁業被害が出ているとして、有明海沿岸の漁業者が国に開門を求めていた裁判で、福岡高裁は28日、請求を退ける判決を言い渡した一方、干拓事業と漁業被害との因果関係については認めました。
この裁判は排水門の閉め切りで漁獲量、質ともに大きな被害が出ているとして、長崎県の漁業者が国に開門を求めているものです。
福岡高裁は28日、漁業者側の請求を棄却した1審の長崎地裁の判断を支持し、再び開門を認めない判決を言い渡しました。
漁業者側は最高裁に上告する方針ですが、今回、福岡高裁は排水門の閉め切りと漁業被害との因果関係については認め、漁業者側の弁護団は「今後の国との“話し合い”の材料になる」と評価しています。
諫早湾干拓事業の問題をめぐっては3月1日の最高裁の決定により“開けない”方向で司法判断が統一され、紛争の解決に向け国や漁業者、営農者など関係者の話し合いがどう実現するかが焦点となっています。
この裁判は排水門の閉め切りで漁獲量、質ともに大きな被害が出ているとして、長崎県の漁業者が国に開門を求めているものです。
福岡高裁は28日、漁業者側の請求を棄却した1審の長崎地裁の判断を支持し、再び開門を認めない判決を言い渡しました。
漁業者側は最高裁に上告する方針ですが、今回、福岡高裁は排水門の閉め切りと漁業被害との因果関係については認め、漁業者側の弁護団は「今後の国との“話し合い”の材料になる」と評価しています。
諫早湾干拓事業の問題をめぐっては3月1日の最高裁の決定により“開けない”方向で司法判断が統一され、紛争の解決に向け国や漁業者、営農者など関係者の話し合いがどう実現するかが焦点となっています。
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