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今後の雨の降り方は?気象予報士が「線状降水帯」について解説【佐賀県】
2025/06/13 (金) 18:09

スタジオには気象予報士の甲斐隆宏さんです。今後の雨の降り方はどうなりそうでしょうか。
13日夜は次第に西から雨雲が流れ込みそうです。14日は非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
雨が降り続き、雷を伴って非常に激しい雨が降る恐れがあります。
局地的に雨量が多くなる恐れがありますので、雨の降り方に注意が必要です。
予想される雨量はいずれも多いところで一時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
14日夕方6時にかけての24時間雨量は、150ミリと大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
天気マークで見ていきますと14日土曜日は雷を伴い滝のような非常に激しい雨が降る恐れがあります。雨の降り方に注意し、危険を感じる前に早めに避難行動をとるようにしてください。
15日日曜日は雨のやむ時間が長くなりますが、お出かけの際は折り畳み傘をお持ちください。
台風由来の湿った空気が流れ込むため、来週前半にかけて大気の状態が不安定となりそうです。局地的な大雨などに注意が必要です。
水曜日以降は太平洋高気圧が勢力を強めるため、梅雨の晴れ間となるでしょう。
ただ、気温が上がり、暑さが一気に厳しくなりそうです。体調管理にじゅうぶん注意してください。
【アナウンサー】
つづいて今回のテーマも大雨に関する情報ですね。
【甲斐気象予報士】
今回は「線状降水帯」についてです。
梅雨入りして早々に県内は大雨となりました。
線状降水帯がどうやって発生するかを見ていきますと、まずは、暖かく湿った空気が前線や山にぶつかることで上昇し、積乱雲が発達します。
その発達した積乱雲は上空の風に乗って風下側へと流されていきます。
その上流側ではまた新たな積乱雲が発生して、また、流されることを繰り返します。
1つの積乱雲の寿命はだいたい1時間程度で、ゲリラ雷雨のような土砂降りで終わりますが、組織化されることによって激しい雨が同じような場所で降り続き、記録的な大雨になる恐れがあります。
【アナウンサー】
線状降水帯が発生すると大きな災害につながってしまいますね。
【甲斐気象予報士】
線状降水帯の情報危険な線状降水帯に関する情報は2つあります。
1つ目は線状降水帯が発生する半日程度前から発生する恐れがあることを呼びかける情報です。この情報が出た際は、避難の準備をすすめておくようにしてください。
また、線状降水帯の発生の予測が向上しているとはいえ、必ずしも発生するわけではありません。
14日の大雨に関しては、線状降水帯の予測は出ていませんが、大雨となる恐れは十分にあります。油断することなく大雨による災害が近づいていると危機感を持つようにしてください。
2つ目は顕著な大雨に関する情報です。これは線状降水帯が発生、または30分先までに発生すると予測された場合に発表があります。
非常に激しい雨が降り続く恐れがあるため、災害発生の危険度が急激に高まります。
直ちに適切な場所に避難する必要があります。自治体が発令している避難情報に従って避難してください。
また外に出たほうがかえって危険と判断される場合は、自宅の2階など安全な場所で過ごすようにしてください。
【アナウンサー】
今回は線状降水帯の発生の予測はされていませんが、油断せずに対策をとることが必要ですね。
13日夜は次第に西から雨雲が流れ込みそうです。14日は非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
雨が降り続き、雷を伴って非常に激しい雨が降る恐れがあります。
局地的に雨量が多くなる恐れがありますので、雨の降り方に注意が必要です。
予想される雨量はいずれも多いところで一時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
14日夕方6時にかけての24時間雨量は、150ミリと大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
天気マークで見ていきますと14日土曜日は雷を伴い滝のような非常に激しい雨が降る恐れがあります。雨の降り方に注意し、危険を感じる前に早めに避難行動をとるようにしてください。
15日日曜日は雨のやむ時間が長くなりますが、お出かけの際は折り畳み傘をお持ちください。
台風由来の湿った空気が流れ込むため、来週前半にかけて大気の状態が不安定となりそうです。局地的な大雨などに注意が必要です。
水曜日以降は太平洋高気圧が勢力を強めるため、梅雨の晴れ間となるでしょう。
ただ、気温が上がり、暑さが一気に厳しくなりそうです。体調管理にじゅうぶん注意してください。
【アナウンサー】
つづいて今回のテーマも大雨に関する情報ですね。
【甲斐気象予報士】
今回は「線状降水帯」についてです。
梅雨入りして早々に県内は大雨となりました。
線状降水帯がどうやって発生するかを見ていきますと、まずは、暖かく湿った空気が前線や山にぶつかることで上昇し、積乱雲が発達します。
その発達した積乱雲は上空の風に乗って風下側へと流されていきます。
その上流側ではまた新たな積乱雲が発生して、また、流されることを繰り返します。
1つの積乱雲の寿命はだいたい1時間程度で、ゲリラ雷雨のような土砂降りで終わりますが、組織化されることによって激しい雨が同じような場所で降り続き、記録的な大雨になる恐れがあります。
【アナウンサー】
線状降水帯が発生すると大きな災害につながってしまいますね。
【甲斐気象予報士】
線状降水帯の情報危険な線状降水帯に関する情報は2つあります。
1つ目は線状降水帯が発生する半日程度前から発生する恐れがあることを呼びかける情報です。この情報が出た際は、避難の準備をすすめておくようにしてください。
また、線状降水帯の発生の予測が向上しているとはいえ、必ずしも発生するわけではありません。
14日の大雨に関しては、線状降水帯の予測は出ていませんが、大雨となる恐れは十分にあります。油断することなく大雨による災害が近づいていると危機感を持つようにしてください。
2つ目は顕著な大雨に関する情報です。これは線状降水帯が発生、または30分先までに発生すると予測された場合に発表があります。
非常に激しい雨が降り続く恐れがあるため、災害発生の危険度が急激に高まります。
直ちに適切な場所に避難する必要があります。自治体が発令している避難情報に従って避難してください。
また外に出たほうがかえって危険と判断される場合は、自宅の2階など安全な場所で過ごすようにしてください。
【アナウンサー】
今回は線状降水帯の発生の予測はされていませんが、油断せずに対策をとることが必要ですね。
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