2023/04/11 (火) 18:40

農業や工業など県内の専門学校で入学式があり新入生がそれぞれ夢への第一歩を踏み出しました。

こちらは佐賀市川副町にある県農業大学校の入学式です。今年度は2年制の本科生28人と1年制の専科生1人の合わせて29人が入学しました。
新入生を代表して、梅崎一星さんが「自覚と責任を持ち、知識と技術の習得に努めます」と誓いの言葉を述べました。

【新入生】
「学校生活では資格をたくさん取れるように頑張っていきたい。将来はやっぱり自分で経営して頑張っていきたい」

県農業大学校は2019年度から専修学校に移行し、卒業後の進路として別の大学への編入も可能になっていて、今年度は普通高校出身者の数が農業高校を上回ったということです。

一方こちらは佐賀市の佐賀工業専門学校。
自動車・航空業界の即戦力を育てる学校で、今年は佐賀や福岡、鹿児島などから37人が入学しました。生徒たちは専門技術を2年間学び、自動車の整備士や空港で飛行機の離着陸を支える「グランドハンドリングスタッフ」を目指します。

【入学生】
「飛行機が好きで空港に見に行ったり何回もしてきて小学校高学年のころからずっと興味を持って（スタッフに）なりたいなと思っていた」

【入学生】
「ディーラーに就職したい。お客さんから笑顔で感謝してもらえるような自動車整備士になりたい」

学校では、3月卒業した「自動車学科」の18人全員が2級自動車整備士の国家試験に合格。全員合格は11年連続だということです。