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コメとノリ 両方を生産する男性がおにぎり屋 食に込めた思いとは【佐賀県】
2023/06/19 (月) 18:40

古くから愛される日本の伝統食、おにぎりに欠かせないコメとノリ。その両方を生産する二刀流の男性が佐賀市でおにぎり屋を開いています。ある過去の経験から食に強い思いを持つ男性はおにぎりの調理までを手掛けます。
ふっくらつやつやなコメとパリパリのノリ。佐賀・白石の恵みをたっぷりと受けたおにぎりは、コメもノリもある農家の男性とその家族が育てたものです。
【しろいしもり 森卓也さん】
「自分が作ったコメとノリで美味しいものを作っておむすびにしているので、みなさん笑顔になってほしいし、喜んでおむすびをほおばってほしい」
白石町の農家の6代目森卓也さん35歳。ノリ漁業者としても3代目の森さんは去年夏、佐賀市の繁華街でおにぎりの販売を始めました。その名もおにぎり屋「しろいしもり」です。近所の働く人や住民たちが朝食や昼食を買い求めにやってきます。
【お客】
「佐賀のノリと佐賀のコメっていうのが美味しい」
「ノリが別。パリパリ感がコンビニとかほかのおにぎり屋とは全然違う。佐賀に行けばおにぎりというように広がればいい」
初夏の白石町。森さんの姿は実家に代々続く畑の中にありました。いちから種をまいて苗を作作業です。おにぎりに不可欠なコメは、粒が大きくてもちもちした食感が特徴の「さがびより」と、さめた後でも味に定評がある「ヒノヒカリ」をブレンドしています。
そして、おにぎりの最良の友ノリは、畑から少し離れた海辺にある作業場で弟・慎二さんたちとつくっています。
そう、森さんが頼りにそして大事にしているのが家族や親戚のつながりです。ノリの種入れの時はなんと30人集まるほど。何度も周りの協力のおかげで困難を乗り越えたといいます。
【しろいしもり 森卓也さん】
「ノリはじいちゃんの代から」
【親戚のおじちゃん】
「たくやの握ったおにぎりうまかろ?」
【おじいちゃん】
「うまい」
もともとは海上自衛隊に勤務していた森さん。10年前に実家に戻り家業を継ぎました。そんな森さんがおにぎりの店を開いたのは世界中が震撼したある出来事がきっかけのひとつでした。
【しろいしもり 森卓也さん】
「東日本大震災の時に派遣で行ったんですけれど、その時に食のありがたみすごく実感して、そういうことも重なって白石で家業を継ぎたいと思った」
そして、生産者にとどまらず自分の作ったものを売るという新たな世界にもチャレンジしたのです。
【しろいしもり 森卓也さん】
「インスタでもこんな農家がやっているんだ。われわれも頑張ろうという投稿がタグ付けされていて、周りの農家さんともタッグを組んでコラボして1次産業を盛り上げたい」
おにぎりは、白石町の牛肉や、嬉野市のチーズ。唐津市肥前町のシラスなど定番8種類に加えて月に2種類、旬の素材を取り入れた季節限定があります。
【中嶋記者】
「まず、ノリがパリパリ。お米が一つひとつ粒だっていて柔らかい。この時期のスイートコーンが入っているので甘味が引き立っている」
白石の豊かな土地を森に例えて店名を「しろいしもり」と名づけパッケージには多くの動物たちが集まってくるストーリーを描いています。
【しろいしもり 森卓也さん】
「白石はミネラルが豊富で山が合って、海と平野があるんですけど、山の恩恵を受けて、海に流れていくんで唯一無二の土地を活かして自分が作ったひとつのおむすびを皆さんが喜んでもらえるように広げていきたい」
白石をとことん愛し、今が楽しいと話す森さんはきょうも店に立ち自らの手で作ったコメとノリでおにぎりを握っています。
ふっくらつやつやなコメとパリパリのノリ。佐賀・白石の恵みをたっぷりと受けたおにぎりは、コメもノリもある農家の男性とその家族が育てたものです。
【しろいしもり 森卓也さん】
「自分が作ったコメとノリで美味しいものを作っておむすびにしているので、みなさん笑顔になってほしいし、喜んでおむすびをほおばってほしい」
白石町の農家の6代目森卓也さん35歳。ノリ漁業者としても3代目の森さんは去年夏、佐賀市の繁華街でおにぎりの販売を始めました。その名もおにぎり屋「しろいしもり」です。近所の働く人や住民たちが朝食や昼食を買い求めにやってきます。
【お客】
「佐賀のノリと佐賀のコメっていうのが美味しい」
「ノリが別。パリパリ感がコンビニとかほかのおにぎり屋とは全然違う。佐賀に行けばおにぎりというように広がればいい」
初夏の白石町。森さんの姿は実家に代々続く畑の中にありました。いちから種をまいて苗を作作業です。おにぎりに不可欠なコメは、粒が大きくてもちもちした食感が特徴の「さがびより」と、さめた後でも味に定評がある「ヒノヒカリ」をブレンドしています。
そして、おにぎりの最良の友ノリは、畑から少し離れた海辺にある作業場で弟・慎二さんたちとつくっています。
そう、森さんが頼りにそして大事にしているのが家族や親戚のつながりです。ノリの種入れの時はなんと30人集まるほど。何度も周りの協力のおかげで困難を乗り越えたといいます。
【しろいしもり 森卓也さん】
「ノリはじいちゃんの代から」
【親戚のおじちゃん】
「たくやの握ったおにぎりうまかろ?」
【おじいちゃん】
「うまい」
もともとは海上自衛隊に勤務していた森さん。10年前に実家に戻り家業を継ぎました。そんな森さんがおにぎりの店を開いたのは世界中が震撼したある出来事がきっかけのひとつでした。
【しろいしもり 森卓也さん】
「東日本大震災の時に派遣で行ったんですけれど、その時に食のありがたみすごく実感して、そういうことも重なって白石で家業を継ぎたいと思った」
そして、生産者にとどまらず自分の作ったものを売るという新たな世界にもチャレンジしたのです。
【しろいしもり 森卓也さん】
「インスタでもこんな農家がやっているんだ。われわれも頑張ろうという投稿がタグ付けされていて、周りの農家さんともタッグを組んでコラボして1次産業を盛り上げたい」
おにぎりは、白石町の牛肉や、嬉野市のチーズ。唐津市肥前町のシラスなど定番8種類に加えて月に2種類、旬の素材を取り入れた季節限定があります。
【中嶋記者】
「まず、ノリがパリパリ。お米が一つひとつ粒だっていて柔らかい。この時期のスイートコーンが入っているので甘味が引き立っている」
白石の豊かな土地を森に例えて店名を「しろいしもり」と名づけパッケージには多くの動物たちが集まってくるストーリーを描いています。
【しろいしもり 森卓也さん】
「白石はミネラルが豊富で山が合って、海と平野があるんですけど、山の恩恵を受けて、海に流れていくんで唯一無二の土地を活かして自分が作ったひとつのおむすびを皆さんが喜んでもらえるように広げていきたい」
白石をとことん愛し、今が楽しいと話す森さんはきょうも店に立ち自らの手で作ったコメとノリでおにぎりを握っています。
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