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駐屯地の建設工事 唐津市の市民団体が住民説明会を開くよう九州防衛局に要請【佐賀県】

2023/06/27 (火) 18:40

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オスプレイ配備などのため佐賀市内で始まった駐屯地の建設工事について、土砂の採取場所のひとつになっている唐津市の市民団体が住民説明会を開くよう九州防衛局に要請しました。また、佐賀市の坂井市長は「懸念される具体的なご指摘に柔軟に対応を」と述べました。

27日九州防衛局に要請書を提出したのは、唐津市の市民団体唐津市民の会です。
6月12日から佐賀市内で始まった駐屯地の建設工事について、唐津市の相知町と厳木町からも土砂が採取され運び出されることから、唐津市でも住民説明会の開催を求めたものです。
これを受け九州防衛局は「市民の生活への影響が小さくなるよう今後とも努めていきたい」と述べました。
また団体は小中学校周辺などへの交通誘導員について、配置が予定されている厳木町に加え相知町にも配置して欲しいと要望しました。

【唐津市民の会代表世話人 藤瀬憲一さん】
「(土砂採取で)自分たちの暮らしが脅かされたら大変だなと。そういう思いを伝えていかないと、そのまま物事が何もなかったような形で進んでいくのは許せない」

団体は九州防衛局に6月末までに文書での回答を求めています。

一方、佐賀市の坂井市長は九州防衛局が26日に土砂を運搬する時間帯を段階的に拡大するなど工事計画の素案を示したことを受け、懸念の声に対する柔軟な対応を求めました。

【佐賀市 坂井英隆市長】
「これから工事車両などが増えていく中で、いろんなご意見とか懸念される具体的なご指摘が出てくると思います。(防衛省には)柔軟に対応していだきたいと思う」

道路交通などの安全対策のため防衛省は県や警察、また、土砂の運搬ルートにある佐賀市や唐津市など5つの市との連絡体制を構築することにしていて、28日は佐賀市内で意見交換会が予定されています。
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