2025/01/30 (木) 18:32

佐賀市の佐嘉神社周辺の今後の整備に向けて意見を交わす懇談会がこのほど開かれました。

【佐賀大学 有馬隆文教授】
「特に松原エリア中心に、中心市街地の在り方をご意見下さいという」

懇談会は、佐嘉神社や松原神社周辺いわゆる「松原エリア」の今後の整備方針を考えようと佐嘉神社が開いたものです。
この日は県内の政財界などの関係者約60人が出席し、有識者らが2033年にひかえる佐嘉神社の「御鎮座100年記念事業」や佐賀市が進めている「松原公園整備事業」などを踏まえ意見を交わしました。

佐賀市が進める松原公園整備事業は、徴古館周辺約1万3600平方メートルが対象で、現在は3700平方メートルほどの整備が完了しています。
戦後にぎわいを見せた「松原マーケット」などを含む残りの区画の基本構想は、今年度中にまとまる見通しです。

パネリストには佐賀商工会議所の陣内芳博会頭や佐賀市の池田一善副市長ら4人が登壇。

「出入口がはっきりしたデザインにする」「商業施設を併設することで人にとどまってもらう」「一帯を佐賀城下エリアと呼ぶ」などの意見や提案があり、県内外の人が日常的に訪れる場所を目指そうと様々な声があがっていました。