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「雨の強さと影響」について 気象予報士が解説【佐賀県】
2025/05/23 (金) 18:40

甲斐隆宏さんです。今回のテーマは「雨の強さと影響」についてです。
梅雨入りが近づいてきて、ひと雨に降る量も増えつつあります。そこで激しい雨などの言葉をおさらいしておきましょう。
20ミリ以上は強い雨で、傘をさしても足元が濡れてしまう降り方になります。
30ミリ以上が激しい雨で、バケツをひっくり返したような降り方で低い場所では冠水しやすくなります。
50ミリ以上では非常に激しい雨で、滝のように降って広い範囲で冠水する恐れがあります。
80ミリ以上は猛烈な雨でもっともレベルの高い呼び方になります。息苦しさを覚えるような降り方で、河川が氾濫する恐れがある危険な状態となります。
佐賀で一時間の雨量の観測史上最大となったのは2019年8月28日の110ミリになります。この時は秋雨前線が九州北部付近に停滞して活発な積乱雲が次々と流れ込みました。記録的な大雨となり、牛津川や松浦川が氾濫するなど被害が発生してしまいました。
【キャスター】
110ミリはそれほど危険だということですね。24日も雨が降るようですが、雨の強さはどうでしょうか。
【甲斐気象予報士】
今夜から動かしていきますと、活発な雨雲がかかり大雨となる恐れがあります。24日午前中は非常に激しい雨が降りそうです。午後になると弱まってきそうで、完全にやむのは夜ごろになりそうです。
週末天気マークで見ていきますと、24日(土)は活発な雨雲がかかり、大雨となりそうです。土砂災害や低い土地の浸水などに注意して下さい。
25日(日)はまとまった雨雲が抜けて日中から天気の回復が見れます。
月曜日から木曜日にかけて前線が南へと遠ざかるため、大体晴れるでしょう。最高気温は週末は平年並みか低くなりますが、そのごは平年並みか高く、30度に迫る暑さになる日もありそうです。
湿度が高く蒸し暑くなることもあるでしょう。熱中症にお気をつけください。
梅雨入りが近づいてきて、ひと雨に降る量も増えつつあります。そこで激しい雨などの言葉をおさらいしておきましょう。
20ミリ以上は強い雨で、傘をさしても足元が濡れてしまう降り方になります。
30ミリ以上が激しい雨で、バケツをひっくり返したような降り方で低い場所では冠水しやすくなります。
50ミリ以上では非常に激しい雨で、滝のように降って広い範囲で冠水する恐れがあります。
80ミリ以上は猛烈な雨でもっともレベルの高い呼び方になります。息苦しさを覚えるような降り方で、河川が氾濫する恐れがある危険な状態となります。
佐賀で一時間の雨量の観測史上最大となったのは2019年8月28日の110ミリになります。この時は秋雨前線が九州北部付近に停滞して活発な積乱雲が次々と流れ込みました。記録的な大雨となり、牛津川や松浦川が氾濫するなど被害が発生してしまいました。
【キャスター】
110ミリはそれほど危険だということですね。24日も雨が降るようですが、雨の強さはどうでしょうか。
【甲斐気象予報士】
今夜から動かしていきますと、活発な雨雲がかかり大雨となる恐れがあります。24日午前中は非常に激しい雨が降りそうです。午後になると弱まってきそうで、完全にやむのは夜ごろになりそうです。
週末天気マークで見ていきますと、24日(土)は活発な雨雲がかかり、大雨となりそうです。土砂災害や低い土地の浸水などに注意して下さい。
25日(日)はまとまった雨雲が抜けて日中から天気の回復が見れます。
月曜日から木曜日にかけて前線が南へと遠ざかるため、大体晴れるでしょう。最高気温は週末は平年並みか低くなりますが、そのごは平年並みか高く、30度に迫る暑さになる日もありそうです。
湿度が高く蒸し暑くなることもあるでしょう。熱中症にお気をつけください。
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