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連日の猛暑で“氷”の需要高まる きょうも佐賀市で36℃【佐賀県】

2025/07/10 (木) 18:14

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10日の県内の最高気温は、佐賀で36℃、白石で35.5℃と猛暑日となりました。史上最も早い梅雨明けと急な気温の上昇で氷の需要も高まっています。

【吉冨綾花リポート】
「鹿島市の製氷工場です。1本約120kgの大きな氷が出てきました。かき氷に換算すると、640人分です」

創業から70年以上、鹿島市の製氷工場「藤津製氷」
ここで作られるのは佐賀の水を使った「さがん氷」です。

【藤津製氷 下村善文工場長】
「疲労が残るような暑さがあって氷の需要だんだんと出てきております。1日だいたい2トンくらい作る。

Q例年はどのくらい?
【藤津製氷 下村善文工場長】
「この時期だと1日1トン半くらい。そうですね、やっぱり早く梅雨が開けた分、出方が早い」

「氷缶」と呼ばれる大きな缶に地下水を入れ、72時間とあえて長い時間かけて凍らせることで溶けにくい氷に仕上がります。

【藤津製氷 下村善文工場長】
「ビールとかジュースとか冷やすのも一般の氷よりも半日以上も長持ちしますし、需要は高まっていると思います」

不純物を含まないよう、大きなサイズで製造してから、適切なサイズにカットされ、県内外の飲食店やスーパーに出荷しています。
去年から特にかき氷店への出荷が増加傾向で、この暑さで、空調設備が壊れ養鶏場や日本酒を作る際に氷を使用したこともあったそうです。

【藤津製氷 下村善文工場長】
「氷を食べてですね、にこやかに、笑顔になるような誰でも幸せになれるような氷づくりをしてきたい」
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