佐賀のニュース
コストは3倍に 並行在来線の負担問題 長崎県知事は「新たな合意を図るための協議が必要」
2019/12/03 (火) 18:00

新幹線の整備方針だけでなく鉄道施設の維持管理費の負担割合をめぐっても長崎県と佐賀県が対立しています。コストが約3倍まで膨らむ見通しの中、長崎県の中村知事は「新たな合意を図るための協議が必要」との考えを示しました。
在来線の肥前山口~諫早間は九州新幹線長崎ルートが開業した後、鉄道設備を長崎県と佐賀県が保有し、車両の運行をJR九州が担います。ここで発生する維持管理費は当初年間2億3千万円と想定され、負担割合を「長崎2佐賀1」と決めていました。
しかし資材費や労務費などが上昇し約7億まで膨らむ見通しで長崎県は負担割合の見直しを求めていますが、佐賀県は難色を示しています。3日から始まった県議会の一般質問でも中村知事は「見直し」の必要性を強調しました。
中村知事:「長崎県としては確認当時から大きく状況が変化していることから想定されていなかった費用も含め、新たな合意を図っていくための協議が必要であると考えている」
中村知事は、佐賀県が先月、協議中の内容を公表したことについて「違和感を覚える」としています。
一方、佐賀県の山口知事は先月、「2対1で払うというのが長崎側の誠意だった」とこちらも不快感を示していて、あすから始まる県議会の一般質問で新幹線問題について、どのような考えを示すのか注目されます。
在来線の肥前山口~諫早間は九州新幹線長崎ルートが開業した後、鉄道設備を長崎県と佐賀県が保有し、車両の運行をJR九州が担います。ここで発生する維持管理費は当初年間2億3千万円と想定され、負担割合を「長崎2佐賀1」と決めていました。
しかし資材費や労務費などが上昇し約7億まで膨らむ見通しで長崎県は負担割合の見直しを求めていますが、佐賀県は難色を示しています。3日から始まった県議会の一般質問でも中村知事は「見直し」の必要性を強調しました。
中村知事:「長崎県としては確認当時から大きく状況が変化していることから想定されていなかった費用も含め、新たな合意を図っていくための協議が必要であると考えている」
中村知事は、佐賀県が先月、協議中の内容を公表したことについて「違和感を覚える」としています。
一方、佐賀県の山口知事は先月、「2対1で払うというのが長崎側の誠意だった」とこちらも不快感を示していて、あすから始まる県議会の一般質問で新幹線問題について、どのような考えを示すのか注目されます。
|
|
- キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース
DAILY NEWSランキング
こちらもおすすめ
全国のニュース FNNプライムオンライン
-
【速報】連合・芳野会長が3期目の続投へ 事務局長に神保氏 中央執行委員会で推薦の方針が報告
2025/09/17 (水) 16:02 -
激安店の「ラ・ムー」が富山市に出店計画 県内2店舗目、高岡の店舗オープン時には長蛇の列
2025/09/17 (水) 15:46 -
四国霊場・松山の石手寺で国の重文「三重塔」 足場組む90年ぶり修復工事 11月に見学会【愛媛】
2025/09/17 (水) 15:44 -
小学校の運動会練習中に6年生児童4人熱中症か…頭痛や吐き気訴え搬送いずれも意識あり 当時の相模原市の気温は33℃
2025/09/17 (水) 15:36 -
【放火殺人】男女2人を殺害した罪に問われた男に無罪判決「「せん妄が認められて圧倒的な影響を受けて犯行に突き進んだ」生活困窮者向け共同住宅に放火〈北海道北広島市〉
2025/09/17 (水) 15:32