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川や海の水難事故に注意 天気急変の予兆は?

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ウェザーニューズの気象予報士に聞くお天気箱。担当は甲斐隆宏さんです。今回ののテーマは「水難事故に注意」です。

厳しい暑さが続いていますので、川や海で遊びたくなりますよね。まずは川の注意すべきことは天気の急変です。なぜ午後になると夕立、にわか雨が発生するのかというと、湿った空気と強い日差しの影響です。強い日差しによって地上付近が温められると上昇気流が発生し、雲が発達していきます。山沿いを中心に急に土砂降りになったり、雷が鳴ったりと天気が急変することがあります。下流で遊んでいて雨が降っていなくても上流で雨が降って一気に増水することもありますので注意が必要です。

川が増水する予兆ですが、上流側でモクモクと黒い雲が発生したり、雷の音が聞こえた場合、周辺でもポツポツと雨が降り始めた場合は注意が必要です。また落ち葉や流木、川の水が濁るなどの変化があった場合は、一気に水の量が増えることがあります。くるぶし辺りでも流れが速いと歩くのが困難となりますので、こういう現象が見られる場合は早めに川から離れるようにしてください。

次に、海では離岸流に注意が必要です。離岸流とは浜辺から沖に向かって流れている流域のことを言います。離岸流の速さは2メートル毎秒となる所もあります。これがどのくらいの速さかと言いますと、水泳選手と同じくらいになります。この速い流れに逆らって陸に戻ろうと泳ぐと体力を消耗してしまいかえって危険になります。沖に流されているなと気づいたら、水平移動をしてください。離岸流とは対照に向岸流といって沖から岸に向かう流れがあります。離岸流の幅は長くても30メートル程度ですので、水平移動して向岸流に乗るようにしましょう。

離岸流が発生しやすい場所がいくつかあります。海岸線が凹んでいる所やゴミが集まっている場所、波の形が他と違う、突堤や建物の周辺です。海に入る前にこういった現象がないかをしっかり確認してから安全に楽しんでもらえればと思います。少し知識があるかないかでもずいぶんと変わりますからね。小さなお子さんと遊ぶ時の参考にしてみてください。

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