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県警本部長「他事件もあり 事件性の判断ただちにできず」太宰府事件について県議会で答弁【佐賀県】
2020/12/02 (水) 12:50

2019年、基山町の女性が暴行されて死亡し、福岡県太宰府市で遺棄された事件で、事件前に鳥栖警察署が家族から複数回相談を受けていた問題で、佐賀県警の杉内本部長は「事件当時、他の事件が連続した影響で事件性の判断がただちにできなかった」と述べました。
これは、2019年、基山町の当時36歳の女性が知人に暴行され死亡し、その後、太宰府市で遺棄された事件で、家族が鳥栖警察署に繰り返し相談していたことが明らかになったものです。県警の杉内由美子本部長は、2日、県議会の一般質問で、「家族からの相談は、身の危険に関するものではなく、金銭トラブルについてだった」との認識を示しました。
また、家族が脅迫されているとした会話の録音を署に持参した際、「他の事件が連続して発生して担当刑事が対応できず、事件性の判断がただちにできなかった」としました。
杉内本部長:「本件を今後の教訓とし、お申し出の内容からは、申し出者の人みならず関係者にも直ちに危害が及ぶ可能性があると認められなかったとしても、結果として関係者が亡くなるという重大な結果が生じ得ることもあり得ると念頭に、より丁寧な申し出対応を心がけていきたい」
この問題について、本部長はこれまで、「女性にただちに危害(きがい)が及ぶ可能性があるとは認められなかった」とコメントを発表するにとどまっていました。
これは、2019年、基山町の当時36歳の女性が知人に暴行され死亡し、その後、太宰府市で遺棄された事件で、家族が鳥栖警察署に繰り返し相談していたことが明らかになったものです。県警の杉内由美子本部長は、2日、県議会の一般質問で、「家族からの相談は、身の危険に関するものではなく、金銭トラブルについてだった」との認識を示しました。
また、家族が脅迫されているとした会話の録音を署に持参した際、「他の事件が連続して発生して担当刑事が対応できず、事件性の判断がただちにできなかった」としました。
杉内本部長:「本件を今後の教訓とし、お申し出の内容からは、申し出者の人みならず関係者にも直ちに危害が及ぶ可能性があると認められなかったとしても、結果として関係者が亡くなるという重大な結果が生じ得ることもあり得ると念頭に、より丁寧な申し出対応を心がけていきたい」
この問題について、本部長はこれまで、「女性にただちに危害(きがい)が及ぶ可能性があるとは認められなかった」とコメントを発表するにとどまっていました。
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