2021/03/01 (月) 18:45

県立高校の再編統合により今年最後の卒業生を送り出した伊万里市の伊万里農林高校で、1日閉校式が行われました。

伊万里農林高校は1917年に開校。農業や林業などの知識や技術を伝え担い手を育成してきました。
しかし、中学校を卒業する生徒が減少する見通しであることを受けおととし4月に伊万里商業高校と再編統合され、伊万里実業高校となっています。
1日は、統合後、伊万里農林高校の最後の生徒86人が卒業を迎えたことから卒業式の後に閉校式が執り行われ、104年の歴史に幕を下ろしました。
式では最後の卒業生となった松尾安純さんが別れの言葉を述べました。
卒業生代表 松尾安純さん：「この広い高校で過ごしたかけがえのない日々は色あせることなく、いつまでも心に残り続けます。また、私たちはこの学校で学び、身に付けたことを大切にし、それぞれの進路で頑張っていきます」
また伊万里商業高校は、定時制の生徒が残っていることから、来年閉校式が予定されています。