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県外にもファンを獲得した地域密着のスーパー 手段は動画配信やSNS【佐賀県】
2022/06/09 (木) 18:30
多くの人が使っているSNSや動画配信アプリ。
県内でも、SNSや動画配信を集客やファン獲得の手段に活用する動きが広がっています。
県内で活動するインスタグラマーと、動画配信で県外にもファンを獲得したスーパーを取材しました。
2021年、佐賀市で開かれたイベントです。
多くの人でにぎわったこのイベントの集客に一役買ったのが、インスタグラムでの情報発信です。
佐賀市在住のブーゲンビリアさん。
約5年前からインスタグラムでグルメなどの情報を発信しています。
【ブーゲンビリアさん】
「通っていたパン教室の皆さんからすすめられてインスタ始めた。共有したいので、「おいしいー」っていうのを。感動を伝えたいっていうか」
友人たちとの情報交換のため始めたインスタグラムですが、現在は約2万6000人にフォローされています。
毎日更新していて、食べ物の写真とあわせて、飲食店の情報も掲載しています。
ブーゲンビリアさんのインスタグラムを見て、店を訪れる人もいるといいます。
【サケナベイベー 藤家智之店長】
「いつもと違う(来ていない)方とかが「投稿見たよ」って言われたり、たぶん投稿を見てきたんだろうなっていう女の子たちとか、女性の方とかは見えられたりはしますよね。ぷっと載せんさったときとか「あれください」て言わるっし」
情報通信技術の利活用に詳しい、佐賀大学の羽石寛志教授は、SNSの普及で、個人の情報発信の影響力が増していると話します。
【佐賀大学経済学部 羽石寛志教授】
「ちょっと前の時代だったら「口コミ」ってよく言われてたけど、それをどう口コミで増やすかっていうのが誰でもできるし、それこそインフルエンサーとかっていっていろんなところに波及効果をもってる一般人、っていうのが広告媒体として活躍する時代にもなってる」
最近では飲食店とのつながりを生かし、イベントのプロデュースも手掛けています。
2021年10月、佐賀市で開かれたイベントでは、ブーゲンビリアさんがおすすめの店や商品を集め、インスタグラムでイベント情報を発信。
2日間で約5000人が訪れました。
【ブーゲンビリアさん】
「すごく楽しかったです。実際にみんなが喜んでる顔とか「おいしかったね」っていう声が聞けたり顔が見られて面白かったですね」
【伊万里市内からの客】
「あの副社長のパフォーマンスが面白いなと思ってよく見てます。いつかあの面白い社長と副社長に会ってみたいなとは思ってます」
人口約4400人の伊万里市山代町にあるスーパーマーケット「ファインズTAKEDA」。
従業員37人の地域密着のスーパーです。
【ファインズTAKEDA 竹田智史社長】
「特にですねYoutubeにイベントの内容を上げだしてからはですね、映像を見たお客さんが「これがやりたい」とかですね「これはいつやるの?」っていうお問い合わせをしていただくようになりました」
店内では定期的にイベントを実施しています。
参加費200円で、制限時間内に積み上げたカップ麺をもらえる「ラーメン積み上げ大会」などバラエティに富んでいます。
4年前からはYoutubeやSNSでこうしたイベントなどの動画配信をしています。
【竹田智史社長】
「とにかくウェブ上で検索したときに、上位に引っ掛かったりとかお客さんにどうしたら見てもらえるんだろかな。ということを考えたときに、目立つには一番動画が早いのかなと思ってYoutubeやり始めました」
Youtubeで告知をした店内イベントには、普段よりも50人から60人ほど多くの客が訪れるとのことです。
【佐賀大学経済学部 羽石寛志教授】
「発信力っていうのが個人でも、それこそ小さな企業でも持つっていうのはSNSだとか、そういう情報通信技術の利点。コンテンツさえあれば集客するビジネスチャンスがあるっていうとこだと思います」
動画を見ているという客は
【地元からの客】
「カップラーメンの積み上げとかですね、そういうのを楽しみに見させていただきました」
県外からの客も来るようになりました。
【竹田温史副社長】
「一番遠いところは東京から二人組の若い女性がいらっしゃったりとか、近隣では福岡・長崎・熊本、いろんなところからいらっしゃってますね」
その一方、野菜や魚などの生鮮品を売っているスーパーの特性上、遠方からの集客は簡単ではありません。
動画配信をどれだけ売り上げにつなげられるかが課題です。
【竹田智史社長】
「ギフト、お歳暮・お中元っていうのをけっこう売るのが得意というか、いろんなものを売ったり買ったりして、どれがおいしいだとかっていうのが蓄積されてるので、そういったのを店に来る以外のお客さんにもオンラインなどで販売して、どんどん「ファインズTAKEDA」っていうのを販売のほうでも広げていけたらなとは思ってます」
動画配信やSNSでファンを獲得し、オンラインで全国に向け商品を売る。
小さな町のスーパーが、販路を拡大するための鍵になるかもしれません。
県内でも、SNSや動画配信を集客やファン獲得の手段に活用する動きが広がっています。
県内で活動するインスタグラマーと、動画配信で県外にもファンを獲得したスーパーを取材しました。
2021年、佐賀市で開かれたイベントです。
多くの人でにぎわったこのイベントの集客に一役買ったのが、インスタグラムでの情報発信です。
佐賀市在住のブーゲンビリアさん。
約5年前からインスタグラムでグルメなどの情報を発信しています。
【ブーゲンビリアさん】
「通っていたパン教室の皆さんからすすめられてインスタ始めた。共有したいので、「おいしいー」っていうのを。感動を伝えたいっていうか」
友人たちとの情報交換のため始めたインスタグラムですが、現在は約2万6000人にフォローされています。
毎日更新していて、食べ物の写真とあわせて、飲食店の情報も掲載しています。
ブーゲンビリアさんのインスタグラムを見て、店を訪れる人もいるといいます。
【サケナベイベー 藤家智之店長】
「いつもと違う(来ていない)方とかが「投稿見たよ」って言われたり、たぶん投稿を見てきたんだろうなっていう女の子たちとか、女性の方とかは見えられたりはしますよね。ぷっと載せんさったときとか「あれください」て言わるっし」
情報通信技術の利活用に詳しい、佐賀大学の羽石寛志教授は、SNSの普及で、個人の情報発信の影響力が増していると話します。
【佐賀大学経済学部 羽石寛志教授】
「ちょっと前の時代だったら「口コミ」ってよく言われてたけど、それをどう口コミで増やすかっていうのが誰でもできるし、それこそインフルエンサーとかっていっていろんなところに波及効果をもってる一般人、っていうのが広告媒体として活躍する時代にもなってる」
最近では飲食店とのつながりを生かし、イベントのプロデュースも手掛けています。
2021年10月、佐賀市で開かれたイベントでは、ブーゲンビリアさんがおすすめの店や商品を集め、インスタグラムでイベント情報を発信。
2日間で約5000人が訪れました。
【ブーゲンビリアさん】
「すごく楽しかったです。実際にみんなが喜んでる顔とか「おいしかったね」っていう声が聞けたり顔が見られて面白かったですね」
【伊万里市内からの客】
「あの副社長のパフォーマンスが面白いなと思ってよく見てます。いつかあの面白い社長と副社長に会ってみたいなとは思ってます」
人口約4400人の伊万里市山代町にあるスーパーマーケット「ファインズTAKEDA」。
従業員37人の地域密着のスーパーです。
【ファインズTAKEDA 竹田智史社長】
「特にですねYoutubeにイベントの内容を上げだしてからはですね、映像を見たお客さんが「これがやりたい」とかですね「これはいつやるの?」っていうお問い合わせをしていただくようになりました」
店内では定期的にイベントを実施しています。
参加費200円で、制限時間内に積み上げたカップ麺をもらえる「ラーメン積み上げ大会」などバラエティに富んでいます。
4年前からはYoutubeやSNSでこうしたイベントなどの動画配信をしています。
【竹田智史社長】
「とにかくウェブ上で検索したときに、上位に引っ掛かったりとかお客さんにどうしたら見てもらえるんだろかな。ということを考えたときに、目立つには一番動画が早いのかなと思ってYoutubeやり始めました」
Youtubeで告知をした店内イベントには、普段よりも50人から60人ほど多くの客が訪れるとのことです。
【佐賀大学経済学部 羽石寛志教授】
「発信力っていうのが個人でも、それこそ小さな企業でも持つっていうのはSNSだとか、そういう情報通信技術の利点。コンテンツさえあれば集客するビジネスチャンスがあるっていうとこだと思います」
動画を見ているという客は
【地元からの客】
「カップラーメンの積み上げとかですね、そういうのを楽しみに見させていただきました」
県外からの客も来るようになりました。
【竹田温史副社長】
「一番遠いところは東京から二人組の若い女性がいらっしゃったりとか、近隣では福岡・長崎・熊本、いろんなところからいらっしゃってますね」
その一方、野菜や魚などの生鮮品を売っているスーパーの特性上、遠方からの集客は簡単ではありません。
動画配信をどれだけ売り上げにつなげられるかが課題です。
【竹田智史社長】
「ギフト、お歳暮・お中元っていうのをけっこう売るのが得意というか、いろんなものを売ったり買ったりして、どれがおいしいだとかっていうのが蓄積されてるので、そういったのを店に来る以外のお客さんにもオンラインなどで販売して、どんどん「ファインズTAKEDA」っていうのを販売のほうでも広げていけたらなとは思ってます」
動画配信やSNSでファンを獲得し、オンラインで全国に向け商品を売る。
小さな町のスーパーが、販路を拡大するための鍵になるかもしれません。
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