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懲役24年の実刑判決 当時79歳の頭をハンマーで殴り殺害した元長崎大学生【佐賀県】
2022/10/25 (火) 18:40
2021年9月、鳥栖市で面識がない女性を殺害したなどとして、殺人などの罪に問われた元長崎大学生の男に対し、佐賀地方裁判所は「残忍で通り魔的犯行」などとして懲役24年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状によりますと、元長崎大学生の山口鴻志被告26歳は2021年9月、鳥栖市で面識のない当時79歳の女性の頭をハンマーで殴り殺害したほか、自宅アパートなどに火をつけたとして殺人などの罪に問われていました。
25日、佐賀地裁で開かれた判決公判で、岡崎忠之裁判長は「被害者の生命を奪う危険性が高い残忍で通り魔的犯行」と指摘しました。
また、被告の弁護人が「精神障害があり、犯行に至るまで少なくない影響を与えている」などと主張していたのに対し、「犯行の主たる原因は被告人の性格や考え方にある」などと退け、検察の懲役25年の求刑に対し懲役24年の実刑判決を言い渡しました。
山口被告は起訴内容を認めていて、裁判では留年が確定的になった大学生活など現実から逃げるため自宅などに火を放ったあとに「刑務所にずっといるために人を襲おう」と考え、ひとけが少ない鳥栖市で犯行におよんだことが明らかになっています。
判決後、岡崎裁判長は「亡くなった被害者や遺された遺族の痛みや悲しみを考え罪を償う期間にしてください。更生されることを心から祈っています」などと言葉をかけましたが、山口被告は軽く頭を下げたのみで、これまでの裁判と同じように無表情で一点を見つめていました。
山口被告の弁護人によりますと、控訴については、今後、被告と話して検討するということです。
起訴状によりますと、元長崎大学生の山口鴻志被告26歳は2021年9月、鳥栖市で面識のない当時79歳の女性の頭をハンマーで殴り殺害したほか、自宅アパートなどに火をつけたとして殺人などの罪に問われていました。
25日、佐賀地裁で開かれた判決公判で、岡崎忠之裁判長は「被害者の生命を奪う危険性が高い残忍で通り魔的犯行」と指摘しました。
また、被告の弁護人が「精神障害があり、犯行に至るまで少なくない影響を与えている」などと主張していたのに対し、「犯行の主たる原因は被告人の性格や考え方にある」などと退け、検察の懲役25年の求刑に対し懲役24年の実刑判決を言い渡しました。
山口被告は起訴内容を認めていて、裁判では留年が確定的になった大学生活など現実から逃げるため自宅などに火を放ったあとに「刑務所にずっといるために人を襲おう」と考え、ひとけが少ない鳥栖市で犯行におよんだことが明らかになっています。
判決後、岡崎裁判長は「亡くなった被害者や遺された遺族の痛みや悲しみを考え罪を償う期間にしてください。更生されることを心から祈っています」などと言葉をかけましたが、山口被告は軽く頭を下げたのみで、これまでの裁判と同じように無表情で一点を見つめていました。
山口被告の弁護人によりますと、控訴については、今後、被告と話して検討するということです。
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