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"鯉料理"の新メニューを大学生が開発! 既成概念にとらわれない調理法と料理が画期的 【佐賀県】

2022/12/29 (木) 16:55

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小城市の名物・鯉料理。「鯉のあらい」などの定番メニューに続く新たなメニューを大学生が開発しました。

メニューの考案に携わったのは鯉料理を食べたことがなかった大学生でした。

【西九州大学 健康栄養学部2年】
「コイを食べたことが今までなくて、初めて食べたときはとてもビックリしたおいしくて」

揚げたり、焼いたりとと、これまでの鯉料理の概念を超えた11品の新メニューを作ります。

【鯉料理店 店主】
「鯉にはずっと小骨があるから、ずっと骨切りしている。焼くとかあまりしたことがなかったもので」

小城市の伝統料理として知られる鯉料理。しかし、若者にはあまり認知されてなく川魚は臭いというイメージも拭えません。
そこで、若い客層を取り込もうと、小城市観光協会や西九州大学、地元の鯉料理店や県栄養士会などが協力して今年6月から鯉料理の新しいメニューの開発に取り組みました。

【西九州大学 健康栄養学部3年】
「やっぱり若い人たちにもっと食べてもらえるように、見た目も考えながら作った」
【西九州大学 健康栄養学部2年】
「コイの皮があまり食べられていないという話を聞いて、コイの皮を使った料理を作ってみたいと思って考えた」
【西九州大学健康栄養学部 福山隆志准教授】
「コイを揚げたり焼いたりすることで、これまでと全く違う食感、香り、味が出ることを、ご自分の目で、匂いを嗅いで、そして味わって堪能してください」

完成したのは11品。フライや春巻き、フィッシュバーガーや西京焼き、それに皮を使ったサラダなどで、見た目やネーミングにもこだわりました。
斬新なアイデアと期待を遥かに超える美味しさに、参加者たちの食が進みます。

【参加者】
「コイと言われないとわからない。揚げ物とかなかなか、初めて食べるので、若い人でもいけるんじゃないかな」
【参加者】
「固定概念が取っ払われ、鯉こくと鯉のあらいだけでなく、多目的にいろいろでき、非常に美味しいなと」
【西九州大学 健康栄養学部2年】
「いろいろな世代に向けて考えた料理なので、いろいろな人に食べていただけたら」
【西九州大学 健康栄養学部3年】
「小城以外の人たちにも広がって、コイの美味しさを知ってもらえるようにしたい」

この新メニューは年明けから小城市内の鯉料理店で提供される予定です。
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