佐賀のニュース

  1. トップ
  2. 佐賀のニュース
  3. 「興奮が止まらない」吉野ヶ里遺跡の石棺墓 2日間限定で一般公開【佐賀県】

「興奮が止まらない」吉野ヶ里遺跡の石棺墓 2日間限定で一般公開【佐賀県】

2023/06/26 (月) 18:40

サムネイル
吉野ヶ里遺跡で新たに見つかった石棺墓が25日と24日に一般公開されました。
墓の中には誰が埋葬されていたのか?2日間で2000人以上が訪れ、約1800年前に思いを巡らせていました。

【伊万里市から】
「もっと大きいと思っていました」
Q・思っていたより小さい?「小さかった」
「昔何も道具・機械が無いのにこの大きな石をどうやってどこから運ばれてきたのかなあと」

全国から注目を集める吉野ヶ里遺跡の石棺墓、25日と24日に一般向けに特別公開されました。一目見ようと発掘現場には2日間で県内外の約2600人が詰めかけました。

【鹿児島県から】
「1800年くらい前の昔からあったものが直接見られたのが本当にうれしい」

調査では、内部の土砂を全て取り除いた結果、人骨や副葬品は発見されませんでした。一方、墓の内側全体に赤い色の顔料が塗られていたことや、石の蓋に「線刻」と呼ばれる記号が多数あることなどから、県は「邪馬台国時代の有力者の墓」と結論付けています。

訪れた人たちは担当者から「墓の幅は36センチ」「人骨は分解された」といった説明を受けながら埋葬されていたのは何者なのか?約1800年前に思いを巡らせていました。

【大分県から】
「めちゃくちゃすごくて興奮が止まらない。小さいので卑弥呼かなあとか思ったりしちゃう」
【北九州市から】
「ある程度社会的にステータスのある人なのかな、ここで言ったら議員さんみたいな感じなのかな」
「女性の方なら卑弥呼であってほしいなと。九州と近畿説は夢があるが、自分が生きている間に決着が付いたらうれしい」

県は8月5日と6日、吉野ヶ里遺跡のいわゆる“謎のエリア”で発掘された出土品などを水洗いしたり接合したりする体験会を開くことにしているほか、発掘現場の一般公開は9月下旬にも予定しています。
キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース

災害の記憶

豪雨、地震、大雪…近年激甚化する災害。過去の教訓を防災に生かしていこうと、県民のみなさんの災害の記憶をシリーズで掲載します。

さがリサーチα

佐賀のニュースをサガテレビの記者が掘り下げるコーナー。もっと知りたくなる佐賀を紹介。

ピックアップ

サガテレビ選りすぐりの企画ニュース、独自取材のニュースを掲載。

新幹線長崎ルート

戦争の記憶

終戦後、日本は、他国と戦火を交えていませんが、ウクライナ侵攻など戦争・紛争は絶えません。サガテレビでは、「戦争の記憶」を次世代へ語り継ぎ、平和について考える取材を続けていきます。

オスプレイ

オスプレイの佐賀空港配備計画の行方は…。サガテレビでは徹底取材を続けていきます。

DAILY NEWSランキング

こちらもおすすめ

全国のニュース FNNプライムオンライン