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唐津市の産業廃棄物処分場 許可取り消し 水を処理する設備の修繕や水質検査を実施せず【佐賀県】
2024/06/05 (水) 18:40

唐津市にある産業廃棄物の処分場が水を処理する設備を修繕せず、水質検査も実施しなかったとして、県は5日、この施設の設置許可を取り消しました。
設置許可取り消しとなったのは、福岡市の男性が管理する唐津市相知町の産業廃棄物最終処分場です。
汚泥などを処分する施設で、2022年に県が立ち入り検査をしたところ、水を処理する設備が壊れているにも関わらず修繕していなかったほか、処理水の水質検査を行っていませんでした。
県は去年10月、男性に改善命令を出していましたが今年3月の期限までに改善されておらず、5日付けで設置許可を取り消す行政処分を行ったということです。
男性は「ガマやヨシが生えていて自然に浄化している。水自体はきれいなので修繕する必要はない」と話し、改善する意志が見られなかったということです。
一方で、県の水質検査では処理水から基準値を上回るような物質は検出されておらず、県は「現時点で周辺の生活環境に影響を及ぼすものではないが、支障の発生を未然に防ぐ必要があった」としています。
設置許可取り消しとなったのは、福岡市の男性が管理する唐津市相知町の産業廃棄物最終処分場です。
汚泥などを処分する施設で、2022年に県が立ち入り検査をしたところ、水を処理する設備が壊れているにも関わらず修繕していなかったほか、処理水の水質検査を行っていませんでした。
県は去年10月、男性に改善命令を出していましたが今年3月の期限までに改善されておらず、5日付けで設置許可を取り消す行政処分を行ったということです。
男性は「ガマやヨシが生えていて自然に浄化している。水自体はきれいなので修繕する必要はない」と話し、改善する意志が見られなかったということです。
一方で、県の水質検査では処理水から基準値を上回るような物質は検出されておらず、県は「現時点で周辺の生活環境に影響を及ぼすものではないが、支障の発生を未然に防ぐ必要があった」としています。
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