佐賀のニュース
がん「治療薬」が「予防」にも有効 佐賀大学で開発の「新薬」 研究成果を発表【佐賀県】
2024/06/24 (月) 15:16

佐賀大学は、がんの「治療薬」として開発中の新薬が「予防」にも効果的であるとの研究成果を24日、発表した。
24日の会見で研究の成果を発表したのは、佐賀大学医学部の木村晋也教授など2人。
木村教授らは製薬会社などと共同で、がんの治療薬OR-2100を開発している。
このOR-2100には、「治療」だけでなく「予防」の効果があることが確認されたという。
がんの原因の1割から2割はウイルスによる感染で、感染した遺伝子にはメチル基という年齢とともに増加し、がんを発生させるサビのようなものがつく。現在、このサビを取り除く日本で服用されている治療薬は副作用が強く注射での投薬のため、佐賀大学は同じ効果を持ち副作用が弱い飲み薬OR-2100を治療薬として開発している。
この治療薬のOR-2100を生後6週間のマウスに定期的に投与したところ、がんの発生が抑えられ、他のマウスより約2倍の500日生存し、予防の効果が確認された。
OR-2100は白血病などのがんの治療薬として2022年から臨床試験が始まっている。
また、OR-2100は老化防止、若返りに有効かもしれないと期待されていて、今後も研究を続けていくとしている。
24日の会見で研究の成果を発表したのは、佐賀大学医学部の木村晋也教授など2人。
木村教授らは製薬会社などと共同で、がんの治療薬OR-2100を開発している。
このOR-2100には、「治療」だけでなく「予防」の効果があることが確認されたという。
がんの原因の1割から2割はウイルスによる感染で、感染した遺伝子にはメチル基という年齢とともに増加し、がんを発生させるサビのようなものがつく。現在、このサビを取り除く日本で服用されている治療薬は副作用が強く注射での投薬のため、佐賀大学は同じ効果を持ち副作用が弱い飲み薬OR-2100を治療薬として開発している。
この治療薬のOR-2100を生後6週間のマウスに定期的に投与したところ、がんの発生が抑えられ、他のマウスより約2倍の500日生存し、予防の効果が確認された。
OR-2100は白血病などのがんの治療薬として2022年から臨床試験が始まっている。
また、OR-2100は老化防止、若返りに有効かもしれないと期待されていて、今後も研究を続けていくとしている。
|
|
- キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース
DAILY NEWSランキング
こちらもおすすめ
全国のニュース FNNプライムオンライン
-
川崎市遺体遺棄事件で逮捕の白井秀征容疑者(27)元交際相手の岡﨑彩咲陽さん(20)を殺害した容疑で再逮捕
2025/07/12 (土) 15:28 -
国際交流の発展へ。 ふくしま未来研究会がベトナム人留学生に奨学金を贈呈。
2025/07/12 (土) 15:00 -
強豪ラグビー部も食費をやりくり…参院選最大の争点・物価高対策『消費税減税』巡る有権者の期待と不安
2025/07/12 (土) 15:00 -
80代女性運転の暴走車が飲食スペースに突っ込み“10人以上負傷”…這いつくばって必死に逃げる女性や巻き込まれた外国人も 韓国
2025/07/12 (土) 15:00 -
エア・インディア墜落事故の初期報告書を公表「エンジン燃料制御スイッチ切れていた可能性ある」パイロットがオフの理由を尋ね別のパイロットが否定する音声記録も
2025/07/12 (土) 14:39