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目標は世界一 全障スポ2冠のスイマー 伊万里市の森山大樹選手・22歳【佐賀県】
2024/12/09 (月) 18:22
シリーズ「かちスポ」
今回は、10月に行われた全障スポで、2冠を達成した伊万里市の22歳の水泳選手。レースの放棄といった大きな挫折も乗り越え2人のコーチと目指す世界1に向けた練習を取材しました。
スタートから他を寄せ付けず、全国障害者スポーツ知的障害の部で1位。
短水路の50メートルバタフライで26秒21の大会記録を出した伊万里市出身の森山大樹選手22歳。
【森山大樹選手】
「目標は世界の表彰台に立つこと。世界1になって終わりたい」
森山選手が水泳を始めたのは3歳の頃。
【3歳の頃から指導 岩崎弘幸コーチ】
Q.最初に森山選手を見た時の印象は?
「この子泳げるのかなぁ水は好きでもぐったりはするんですけどね」
【岩崎弘幸コーチ】
Q.いつ頃から伸びた?
「中学校入ってきてから。体幹・体ができ始めてから泳ぎが変わってきた」
その後、高校生で日本記録を更新。
また、今年10月に行われた全障スポでは、25メートルと50メートルのバタフライで2冠を達成するなど、佐賀から世界を目指すアスリートの1人です。
森山選手は普段介護施設の職員として働いています。
【森山大樹選手】
「人によってペースがあるので、その人のペースに合わせながら手伝っていく。大会の結果を報告した時に自分のことのように喜んでくれるその時にやってて良かったと思える」
仕事を終えると、ほぼ毎日練習。多い時で3時間ほど泳ぎ込みます。
【岩崎弘幸コーチ】
Q.森山選手の強さとは?
「泳ぎのバランスとスタートしてからの姿勢。柔らかいキックが打てるとろ」
そして、泳ぎのバランスの良さの裏にはコーチオリジナルの独特なトレーニングも。
【坂本拓也トレーナー】
「大樹にしかしてないメニュー。自分水泳したことないんですけど、体の使い方を教えている感じ」
まずは、バランスボールの上に座り、両手両足を上げるこのトレーニング。
長い時にはこの態勢を1分近くも続け、体幹を鍛えています。
【森山大樹選手】
「体が絶対に沈んじゃう。不安定なバランスボールで安定させることで逆に水面に浮きやすくなる水の抵抗を減らせる。泳ぐときに一番重要な部分を安定させるためのトレーニング」
森山さんのベストタイムは現在の日本記録から1秒遅れの50m26秒21。
高校3年で日本新記録、全障スポ優勝など輝かしい実績ばかりの森山選手ですが、中学から高校にかけては、過度な緊張によるストレスで水泳を辞めたい時期も。
【森山大樹選手】
「大きな大会で緊張が強すぎて、吐きそうなどころか自分が起きているのか分からないというぐらい緊張してた」
練習を休むだけでなく、レースを棄権することも。
そんなときはコーチが頼りでした。
【森山大樹選手】
「悩んだときは絶対岩崎コーチに相談する。岩崎コーチは自分にとってお父さん。自分のことを分かってくれるのでそこが安心する」
また、家族の存在も大きな支えに。
【森山大樹選手】
「1レース終わるたびにお疲れ様と言ってくれる。障害がある無いに関わらず安心できる空間を作ってくれる感謝しなきゃいけない」
コーチ両親の支えで緊張と向き合った森山選手。
その集大成が・・・
【森山大樹選手】
「自分と向き合い挑戦できる喜びと感動をスポーツの力にかえて」
【2人】
「精一杯届けることをここに誓います」
約3300人が見守る全障スポの開会式で堂々とした選手宣誓。
メンタル・技術ともに成長を遂げた森山選手の今後の目標はパラリンピックを始めとした世界大会です。
【森山大樹選手】
「世界の表彰台に立つこと。強いて言えば世界一になって終わりたい」
今回は、10月に行われた全障スポで、2冠を達成した伊万里市の22歳の水泳選手。レースの放棄といった大きな挫折も乗り越え2人のコーチと目指す世界1に向けた練習を取材しました。
スタートから他を寄せ付けず、全国障害者スポーツ知的障害の部で1位。
短水路の50メートルバタフライで26秒21の大会記録を出した伊万里市出身の森山大樹選手22歳。
【森山大樹選手】
「目標は世界の表彰台に立つこと。世界1になって終わりたい」
森山選手が水泳を始めたのは3歳の頃。
【3歳の頃から指導 岩崎弘幸コーチ】
Q.最初に森山選手を見た時の印象は?
「この子泳げるのかなぁ水は好きでもぐったりはするんですけどね」
【岩崎弘幸コーチ】
Q.いつ頃から伸びた?
「中学校入ってきてから。体幹・体ができ始めてから泳ぎが変わってきた」
その後、高校生で日本記録を更新。
また、今年10月に行われた全障スポでは、25メートルと50メートルのバタフライで2冠を達成するなど、佐賀から世界を目指すアスリートの1人です。
森山選手は普段介護施設の職員として働いています。
【森山大樹選手】
「人によってペースがあるので、その人のペースに合わせながら手伝っていく。大会の結果を報告した時に自分のことのように喜んでくれるその時にやってて良かったと思える」
仕事を終えると、ほぼ毎日練習。多い時で3時間ほど泳ぎ込みます。
【岩崎弘幸コーチ】
Q.森山選手の強さとは?
「泳ぎのバランスとスタートしてからの姿勢。柔らかいキックが打てるとろ」
そして、泳ぎのバランスの良さの裏にはコーチオリジナルの独特なトレーニングも。
【坂本拓也トレーナー】
「大樹にしかしてないメニュー。自分水泳したことないんですけど、体の使い方を教えている感じ」
まずは、バランスボールの上に座り、両手両足を上げるこのトレーニング。
長い時にはこの態勢を1分近くも続け、体幹を鍛えています。
【森山大樹選手】
「体が絶対に沈んじゃう。不安定なバランスボールで安定させることで逆に水面に浮きやすくなる水の抵抗を減らせる。泳ぐときに一番重要な部分を安定させるためのトレーニング」
森山さんのベストタイムは現在の日本記録から1秒遅れの50m26秒21。
高校3年で日本新記録、全障スポ優勝など輝かしい実績ばかりの森山選手ですが、中学から高校にかけては、過度な緊張によるストレスで水泳を辞めたい時期も。
【森山大樹選手】
「大きな大会で緊張が強すぎて、吐きそうなどころか自分が起きているのか分からないというぐらい緊張してた」
練習を休むだけでなく、レースを棄権することも。
そんなときはコーチが頼りでした。
【森山大樹選手】
「悩んだときは絶対岩崎コーチに相談する。岩崎コーチは自分にとってお父さん。自分のことを分かってくれるのでそこが安心する」
また、家族の存在も大きな支えに。
【森山大樹選手】
「1レース終わるたびにお疲れ様と言ってくれる。障害がある無いに関わらず安心できる空間を作ってくれる感謝しなきゃいけない」
コーチ両親の支えで緊張と向き合った森山選手。
その集大成が・・・
【森山大樹選手】
「自分と向き合い挑戦できる喜びと感動をスポーツの力にかえて」
【2人】
「精一杯届けることをここに誓います」
約3300人が見守る全障スポの開会式で堂々とした選手宣誓。
メンタル・技術ともに成長を遂げた森山選手の今後の目標はパラリンピックを始めとした世界大会です。
【森山大樹選手】
「世界の表彰台に立つこと。強いて言えば世界一になって終わりたい」
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