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34年ぶり悲願の7位入賞 鳥栖工業駅伝部主将・石川蒼大さん「三大駅伝で出場し活躍したい」【佐賀県】
2025/01/22 (水) 18:21
今回は「かちスポ」
去年の年末高校駅伝憧れの舞台「都大路」で34年ぶりに悲願の入賞を果たした鳥栖工業高校駅伝部。チームを支え入賞の立役者ともなった主将に迫ります。
タスキとともに思いをつなぐ。チーム一丸となってゴールを目指す長距離陸上競技、『駅伝』
去年12月、京都で開かれた全国高校駅伝、通称”都大路”で34年ぶりに7位入賞を果たしたのが鳥栖工業駅伝部です。県勢でも22年ぶりの快挙となりました。
【石川さん】
「自分がタスキ受けた時点では入賞まで35秒差くらいでかなり厳しい位置だったんですけど自分の走りで必ず入賞圏内まで持っていくってことを意識して走ってました」
距離が長く、追い上げの最後のチャンスともいえる4区を力走し、悲願の入賞への立役者となったランナーが主将の石川蒼大(いしかわ・あお)さん、18歳です。
名門、鳥栖工業高校駅伝部。
29年間指導を続ける古川昌道監督の下、38人の部員が練習に励みます。
この日は一定の速度をキープしながら1時間走り続け持久力を高めるメニューです。
【石川くん】
「自分は最初から突っ込むっていうか速いペースで入ってその走りのまま粘って最後まで走り抜けるっていうのが自分の強み」
身長177センチの石川さんの走りの特長は、歩幅を大きく取って距離を稼ぐ走法。その力強い走りで、チームを引っ張ってきました。
【同級生】
「チームのことを常に考えていて率先して前に立ち、みんなのお手本となるような行動をしっかりしてくれる人」
【1年生】
「生活面でも実力があるからといって甘えるとかじゃなくて見習わないといけないところもたくさんあって、憧れの先輩」
【古川先生】
「石川についてはスピードタイプなんですけども、割に試合に強いタイプなんじゃないかなと思います」
練習を終えると、石川さんは古川監督が管理する下宿へ。
福岡県出身で小学校のマラソン大会で1位を取り走るのが楽しいと思い、中学生の頃から打ち込んできた石川さん。監督の誘いを受けて鳥栖工業に入りました。
【古川先生】
「本校に転勤してからなんとか全国大会に出場できるチームにしなくちゃいけないということでその年に中学生の勧誘をして翌年から下宿生活をはじめました」
28年間続く下宿では現在、石川さんを含む部員5人が暮らしています。「いただきます」食事は古川監督の妻、玲子さんが朝晩腕をふるいます。
食べ応え抜群のメニューに思わず笑みが。
【石川くん】
「次の走者だったり、家族だったり支えてくれる人を思って走れば自分の力以上の走りができる。(駅伝は)心を表す競技だと思っています」
翌日。この日は久留米市の競技場で練習するため学校からバスで移動します。
Q.今からどんな練習?
「ダッシュとほぼ一緒くらいのペースで10本って感じです。」
Q.どんな狙いが?
「今週レースがあるのでそれに向けていい動きを作るのとちょっと刺激を入れる感じ」
石川さんが出場するのは都道府県で順位を争う全国男子駅伝。中学生から社会人までがタスキをつなぎ、鳥栖工業からは石川さんと、同じく3年の岩佐太陽さん、2年生の今村仁さんの3人が出場予定です。
本番を前に400mのダッシュを繰り返す、ハードなメニューをこなします。
【古川先生】
「64、65、66…66秒5、遅い」
Q.思い通りの走りはできた?
【石川くん】
「動かし方を意識してレースのいい刺激になったかなと思います」
Q.全国男子駅伝への意気込みを
「次のレースではしっかり自分がチームにいい流れが作れるように頑張っていきます」
そして迎えた大会当日佐賀県代表の結果は―去年の26位から大きく順位を上げ6位に入賞!
1区の今村さんが10位で次へと繋ぎ、4区の石川さん、5区の岩佐さんともに1人を抜き2位でタスキを渡してチームに貢献しました。高校卒業後は中央大学への進学が決まっている石川さん。今後の目標はー
【石川くん】
「箱根駅伝だったり三大駅伝で出場して、活躍して、もっと先のことを言えば実業団っていうところも視野に入れているので息の長い選手になっていけるように頑張っていきます」
去年の年末高校駅伝憧れの舞台「都大路」で34年ぶりに悲願の入賞を果たした鳥栖工業高校駅伝部。チームを支え入賞の立役者ともなった主将に迫ります。
タスキとともに思いをつなぐ。チーム一丸となってゴールを目指す長距離陸上競技、『駅伝』
去年12月、京都で開かれた全国高校駅伝、通称”都大路”で34年ぶりに7位入賞を果たしたのが鳥栖工業駅伝部です。県勢でも22年ぶりの快挙となりました。
【石川さん】
「自分がタスキ受けた時点では入賞まで35秒差くらいでかなり厳しい位置だったんですけど自分の走りで必ず入賞圏内まで持っていくってことを意識して走ってました」
距離が長く、追い上げの最後のチャンスともいえる4区を力走し、悲願の入賞への立役者となったランナーが主将の石川蒼大(いしかわ・あお)さん、18歳です。
名門、鳥栖工業高校駅伝部。
29年間指導を続ける古川昌道監督の下、38人の部員が練習に励みます。
この日は一定の速度をキープしながら1時間走り続け持久力を高めるメニューです。
【石川くん】
「自分は最初から突っ込むっていうか速いペースで入ってその走りのまま粘って最後まで走り抜けるっていうのが自分の強み」
身長177センチの石川さんの走りの特長は、歩幅を大きく取って距離を稼ぐ走法。その力強い走りで、チームを引っ張ってきました。
【同級生】
「チームのことを常に考えていて率先して前に立ち、みんなのお手本となるような行動をしっかりしてくれる人」
【1年生】
「生活面でも実力があるからといって甘えるとかじゃなくて見習わないといけないところもたくさんあって、憧れの先輩」
【古川先生】
「石川についてはスピードタイプなんですけども、割に試合に強いタイプなんじゃないかなと思います」
練習を終えると、石川さんは古川監督が管理する下宿へ。
福岡県出身で小学校のマラソン大会で1位を取り走るのが楽しいと思い、中学生の頃から打ち込んできた石川さん。監督の誘いを受けて鳥栖工業に入りました。
【古川先生】
「本校に転勤してからなんとか全国大会に出場できるチームにしなくちゃいけないということでその年に中学生の勧誘をして翌年から下宿生活をはじめました」
28年間続く下宿では現在、石川さんを含む部員5人が暮らしています。「いただきます」食事は古川監督の妻、玲子さんが朝晩腕をふるいます。
食べ応え抜群のメニューに思わず笑みが。
【石川くん】
「次の走者だったり、家族だったり支えてくれる人を思って走れば自分の力以上の走りができる。(駅伝は)心を表す競技だと思っています」
翌日。この日は久留米市の競技場で練習するため学校からバスで移動します。
Q.今からどんな練習?
「ダッシュとほぼ一緒くらいのペースで10本って感じです。」
Q.どんな狙いが?
「今週レースがあるのでそれに向けていい動きを作るのとちょっと刺激を入れる感じ」
石川さんが出場するのは都道府県で順位を争う全国男子駅伝。中学生から社会人までがタスキをつなぎ、鳥栖工業からは石川さんと、同じく3年の岩佐太陽さん、2年生の今村仁さんの3人が出場予定です。
本番を前に400mのダッシュを繰り返す、ハードなメニューをこなします。
【古川先生】
「64、65、66…66秒5、遅い」
Q.思い通りの走りはできた?
【石川くん】
「動かし方を意識してレースのいい刺激になったかなと思います」
Q.全国男子駅伝への意気込みを
「次のレースではしっかり自分がチームにいい流れが作れるように頑張っていきます」
そして迎えた大会当日佐賀県代表の結果は―去年の26位から大きく順位を上げ6位に入賞!
1区の今村さんが10位で次へと繋ぎ、4区の石川さん、5区の岩佐さんともに1人を抜き2位でタスキを渡してチームに貢献しました。高校卒業後は中央大学への進学が決まっている石川さん。今後の目標はー
【石川くん】
「箱根駅伝だったり三大駅伝で出場して、活躍して、もっと先のことを言えば実業団っていうところも視野に入れているので息の長い選手になっていけるように頑張っていきます」
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