2025/02/07 (金) 12:00

佐賀県は7日、新年度の当初予算案を発表しました。一般会計の総額は約5130億円で、県立大学の設置に向けた費用やオスプレイ配備に伴う有明海の漁業振興の基金などを盛り込んでいます。

県の新年度当初予算案は、一般会計の総額で5130億2100万円です。
過去5番目の規模ですが、前の年度より約75億円少なく3年連続の減少となっています。
このうち、新型コロナの対策費が257億円と前の年度より143億円減少していて、それ以外の通常分の予算額は増加しています。
具体的には、今年7月を見込む自衛隊のオスプレイ配備に伴う、有明海の漁業振興や事故などの補償基金として15億円。
県立大学の校舎の設計費などに3億3000万円を盛り込んでいます。
新年度の当初予算案は、2月14日に開会する県議会に提案されます。