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価格高騰も…県内の“引っ越し事情” 繁忙期で引っ越し業者には予約が殺到【佐賀県】
2025/03/18 (火) 18:40

県内でも本格的な引っ越しのシーズンに入りました。業者には予約が殺到し、価格も高騰しています。国は引っ越し時期の分散を呼びかける中、県内の“現場”はいまどうなっているのでしょうか?
【川野アナウンサー】
「引っ越し作業がピークを迎えています。こちらの住宅でも、業者が段ボール箱を続々とトラックに積み込んでいます」
【引っ越し業者】
「この時期が一番…体力的にもきついときなので」
新生活を前に迎えた、引っ越しのシーズン。県内の業者も大忙しです。
【電話対応】
「引っ越しのご依頼を頂き誠にありがとうございます」
「天井照明が1つ。テレビは小さいのが2つ…」
日本通運佐賀物流センター。事務所のモニターには、特に3月の終わりにかけて「受付けSTOP」の文字が並んでいました。
【日本通運佐賀物流センター 柿永浩志所長】
「“お祭り”まではいかないが、1年に1回の一番の稼ぎ時。従業員一同、一丸となってなんとか乗り切ろうとやっている」
この業者では、引っ越しの約3割が3月と4月に集中。2カ月で100件以上の予約が入ります。
【電話対応】
「まずは鹿児島が3月中に作業枠が取れるかどうか…」
「(4月)4日・5日・6日だったら作業は可能でございます」
一方、パソコンの画面を見ると…約「37万円」。佐賀から熊本まで引っ越す4人家族の見積もりです。
資材や燃料代などの高騰を受け、引っ越し料金はここ数年で3割ほど高くなっているということです。
【引っ越し作業】
「台車乗せるよ…せーの、はい…よしOK」
この日は、熊本への転勤が決まった女性の引っ越し。料金は約「40万円」。勤務先の会社が負担しましたが、苦労したのが“引っ越し日”の調整です。
【転勤で熊本へ引っ越し】
「第一希望だった日が(業者から)『ちょっとこの日は厳しいです…』みたいな感じもあってお互いが予定を調整し合って…」
運送業界の人手不足などを受け、国は、引っ越し時期の“分散”を呼びかけています。しかし、企業の取り組みはまだまだ進んでいないのが現状です。
【転勤で熊本へ引っ越し】
「(人事が)3月と8月と決まっていて、3月が特に異動が多い。企業は“分散”してこの時期じゃなくて柔軟性をもって時期を決めていくべきなのかなと」
一方、新生活の物件探しもいまがピーク。
【新居を探す夫婦】
「風呂・トイレは別…インターネットを使える環境の方がいい」
こちらの夫婦は、JR久保田駅の近くで、“家賃6万円以下”を希望。しかし、ピンと来る物件はなかなか見つかりません。
【スタッフ】
「お値段帯を7万円ぐらいまで上げたら、佐賀駅と久保田駅の間ぐらいでちょっと物件が増える」
【夫婦】
「7万円は…」
【スタッフ】
「難しいですよね」
佐賀市の賃貸アパートの家賃は、ここ5年で平均4000円から5000円ほど値上がり。物件探しに苦労する人も多いといいます。
【新居を探す夫婦】
「自分たちの希望と完全に一致するところは無い。高いところばかリだなと…」
こちらの女性は、転職を機に福岡から佐賀へ引っ越す予定です。
【賃貸物件を探す女性】
「バス・トイレ別で、洗濯機は家の中で…。(家賃は)できれば5万円以内ぐらい」
内見に訪れたのは、1LDKで家賃は4万7000円の物件。佐賀市の中心部にあり、一見良さそうに見えましたが…。
【女性】
「お風呂ってこんなものですよね?」
【従業員】
「広さですか?そうですね…単身だとこれぐらいが普通にはなってきます」
【女性】
「そうですよね…」
【母】
「(隣の部屋の)音も結構聞こえる…」
【娘】
「たしかに…」
いくつか、気になる点もあるようです。
【賃貸物件を探す女性】
「ちょっと隣の(部屋の)音が聞こえるのが気になる。ネットも付いていないので、またちょっと値段が上がるというのも考えるともう少し見たいかなと…」
このほかにも7件の物件を検討しましたが、結局この日は、契約に至りませんでした。
【賃貸物件を探す女性】
「難しいですね、ちょっと。条件がなかなか自分に合ったところが…」
ただ、物件選びの面では、3月は転居する人が多く“おすすめの時期”と言えます。不動産会社の担当者は、引っ越しの分散について…。
【駅前不動産佐賀西店 堤優太郎さん】
「物件数が一番多いのがこの時期。選択肢を増やすとなるとこの時期。この時期だからこそ管理会社がキャンペーンをしたり(物件に)少し安く入れたりという場合もあるので一概には言い切れない」
一方、引っ越し業者側は、ピーク時を避けることは客側のメリットも大きいとしています。
【日本通運佐賀物流センター 柿永浩志所長】
「引っ越し商戦期の3~4月を避けて頂ければ料金も安くなるし、作業の品質も(アルバイト従業員が不要で)社員ばかりの作業なのでスピードも上がるし荷扱いも丁寧。メリットはたくさんあるかなと」
【川野アナウンサー】
「引っ越し作業がピークを迎えています。こちらの住宅でも、業者が段ボール箱を続々とトラックに積み込んでいます」
【引っ越し業者】
「この時期が一番…体力的にもきついときなので」
新生活を前に迎えた、引っ越しのシーズン。県内の業者も大忙しです。
【電話対応】
「引っ越しのご依頼を頂き誠にありがとうございます」
「天井照明が1つ。テレビは小さいのが2つ…」
日本通運佐賀物流センター。事務所のモニターには、特に3月の終わりにかけて「受付けSTOP」の文字が並んでいました。
【日本通運佐賀物流センター 柿永浩志所長】
「“お祭り”まではいかないが、1年に1回の一番の稼ぎ時。従業員一同、一丸となってなんとか乗り切ろうとやっている」
この業者では、引っ越しの約3割が3月と4月に集中。2カ月で100件以上の予約が入ります。
【電話対応】
「まずは鹿児島が3月中に作業枠が取れるかどうか…」
「(4月)4日・5日・6日だったら作業は可能でございます」
一方、パソコンの画面を見ると…約「37万円」。佐賀から熊本まで引っ越す4人家族の見積もりです。
資材や燃料代などの高騰を受け、引っ越し料金はここ数年で3割ほど高くなっているということです。
【引っ越し作業】
「台車乗せるよ…せーの、はい…よしOK」
この日は、熊本への転勤が決まった女性の引っ越し。料金は約「40万円」。勤務先の会社が負担しましたが、苦労したのが“引っ越し日”の調整です。
【転勤で熊本へ引っ越し】
「第一希望だった日が(業者から)『ちょっとこの日は厳しいです…』みたいな感じもあってお互いが予定を調整し合って…」
運送業界の人手不足などを受け、国は、引っ越し時期の“分散”を呼びかけています。しかし、企業の取り組みはまだまだ進んでいないのが現状です。
【転勤で熊本へ引っ越し】
「(人事が)3月と8月と決まっていて、3月が特に異動が多い。企業は“分散”してこの時期じゃなくて柔軟性をもって時期を決めていくべきなのかなと」
一方、新生活の物件探しもいまがピーク。
【新居を探す夫婦】
「風呂・トイレは別…インターネットを使える環境の方がいい」
こちらの夫婦は、JR久保田駅の近くで、“家賃6万円以下”を希望。しかし、ピンと来る物件はなかなか見つかりません。
【スタッフ】
「お値段帯を7万円ぐらいまで上げたら、佐賀駅と久保田駅の間ぐらいでちょっと物件が増える」
【夫婦】
「7万円は…」
【スタッフ】
「難しいですよね」
佐賀市の賃貸アパートの家賃は、ここ5年で平均4000円から5000円ほど値上がり。物件探しに苦労する人も多いといいます。
【新居を探す夫婦】
「自分たちの希望と完全に一致するところは無い。高いところばかリだなと…」
こちらの女性は、転職を機に福岡から佐賀へ引っ越す予定です。
【賃貸物件を探す女性】
「バス・トイレ別で、洗濯機は家の中で…。(家賃は)できれば5万円以内ぐらい」
内見に訪れたのは、1LDKで家賃は4万7000円の物件。佐賀市の中心部にあり、一見良さそうに見えましたが…。
【女性】
「お風呂ってこんなものですよね?」
【従業員】
「広さですか?そうですね…単身だとこれぐらいが普通にはなってきます」
【女性】
「そうですよね…」
【母】
「(隣の部屋の)音も結構聞こえる…」
【娘】
「たしかに…」
いくつか、気になる点もあるようです。
【賃貸物件を探す女性】
「ちょっと隣の(部屋の)音が聞こえるのが気になる。ネットも付いていないので、またちょっと値段が上がるというのも考えるともう少し見たいかなと…」
このほかにも7件の物件を検討しましたが、結局この日は、契約に至りませんでした。
【賃貸物件を探す女性】
「難しいですね、ちょっと。条件がなかなか自分に合ったところが…」
ただ、物件選びの面では、3月は転居する人が多く“おすすめの時期”と言えます。不動産会社の担当者は、引っ越しの分散について…。
【駅前不動産佐賀西店 堤優太郎さん】
「物件数が一番多いのがこの時期。選択肢を増やすとなるとこの時期。この時期だからこそ管理会社がキャンペーンをしたり(物件に)少し安く入れたりという場合もあるので一概には言い切れない」
一方、引っ越し業者側は、ピーク時を避けることは客側のメリットも大きいとしています。
【日本通運佐賀物流センター 柿永浩志所長】
「引っ越し商戦期の3~4月を避けて頂ければ料金も安くなるし、作業の品質も(アルバイト従業員が不要で)社員ばかりの作業なのでスピードも上がるし荷扱いも丁寧。メリットはたくさんあるかなと」
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