2025/03/20 (木) 16:27

県内の2月の企業倒産の件数は、去年の10月以来4カ月ぶりに0件となりました。

帝国データバンク佐賀支店によりますと、先月県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業はなく、去年の10月以来4カ月ぶりに0件となりました。

一方で、年間の累計倒産件数は2月末時点で27件と前の年度を上回っていて、今月すでに2件の破産が発生していることから4年ぶりに30件台に乗る可能性があるということです。

負債総額についても2022年度以降は20億円台にとどまっていましたが、今月発生した2件の破産を加えると今年度はすでに30億円を突破しているということです。

帝国データバンク佐賀支店は今後の見通しについて「資材の高騰や人材確保など今後さらに経営を取り巻く環境は厳しくなることが懸念される、これまで低調推移だった佐賀県も倒産動向を注視せざるを得ない」としています。