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日本一に選ばれたトマト農家 その名も「西村洋介が育てました。」【佐賀県】
2025/05/20 (火) 18:18

4月、日本一おいしいトマトを選ぶコンテストで佐賀市のトマト農家が県内で初めて最高金賞に輝きました。収穫のピークを迎えるこの時期、日本一の陰にはひたすらトマトと向き合う姿がありました。
【女性】
「毎年ね、昔からです、西村さんのがいいっていう」
地元の農産物などを販売する佐賀市川副町の直売所「むっちゃん」
開店前から並ぶ人の多くが買い求めていたのが西村農園のトマトです。
【女性】
「3年ぐらい来てるんじゃないですかね多分、春になると来てます、西村さんところはなんか甘みが違うかな」
【男性】
「一応家の指定なんで、あの看板が効果があるとですよね」
このトマトを栽培しているのが佐賀市川副町の西村洋介さん43歳。
販売しているトマトはその名も「西村洋介が育てました。」です。
【西村農園 西村洋介さん】
「西村さんいっぱいいるんで、自分の名前が少しでも売れればなって」
このトマトが4月開かれた「第4回トマト選手権」で全国から集まった42点の中から見事最高金賞に選ばれました。
【西村農園 西村洋介さん】
「そんなのに出したことがなかったので正直びっくりしましたね、まさかっていう感じやったですね」
青果店のバイヤーや市場の関係者など30人が、味のみで審査するのがこのコンテストの特徴。
コメントを見ると甘味だけでなくうま味の強さや食感の良さを褒める声が目立ちます。
【西村農園 西村洋介さん】
「糖度が極端に高いわけではないんですけど、うま味の部分だとか何回でも食べてもらえるっていうところの味の追求を今はしている」
【西村農園 西村洋介さん】
「今結構ピークに近いすね、いいことなんですけど忙しいっすね」
25アールの農園を管理している西村さん。
去年9月ごろから始まった栽培は今、収穫作業のピークを迎えています。
西村さんはというと…トマトをもぎるのはアルバイトのスタッフに任せて、朝から晩までトマトを磨いています。
【西村農園 西村洋介さん】
「この間は終わったのが夜中3時ぐらいです、早く帰れるように頑張る」
この日の収穫は比較的少なかったそうですが、その数3000個以上。
気付けば辺りは真っ暗になっていました。
【西村農園 西村洋介さん】
「11時までには帰ります、何も考えてないですよ、早く終わろうってしか思ってない」
【西村農園 西村洋介さん】
「汚れてたらおいしいやつもおいしくなさそうに見えたりとか、できることはやりたい感じですね」
「よいしょ、終了!」
何とか目標の午後11時前に作業を終えました。
【亀おたけ料理 説明】
「こちらあの川副の西村さん、西村洋介さんのトマトですね、スライスじゃなくてあえてくし切りにしてますもんね」
【客】
「あま、うまい」
佐賀市白山にある和食店では、4月から西村さんのトマトを使ったメニューを提供しています。新たに始めたテイクアウトのサラダの目玉として店長の地元、川副のトマトを紹介されたのがきっかけです。
【亀おたけ 原健店長】
「圧倒的果肉感と甘さ、果肉が多いんで中のジュクジュクした部分がやっぱ少ない」
佐賀ならではの新メニューも
【亀おたけ 原健店長】
「佐賀牛を使ってそのトマトと一緒にすき焼きをしようかなと」
【女性客】
「どれもおいしかった、揚げだしは食べたことあったんですけど、すき焼き初めて食べて“あ、こんなあうんだ”って」
【男性客】
「今まで食べたことないようなトマトでしたね」
西村さんは佐賀市の農業大学校を卒業した後、父の背中を追ってトマト農家の道に。様々な新品種が出る中、初めて育てた品種「サンロード」を20年以上栽培しています。
【西村農園 西村洋介さん】
「品種はもう全く変えてないんです。父も違うトマトは作ってたんですけど、こっちの方がまあおいしいなって思ったんで」
水分を極端にしぼって糖度を高めるなど特殊な育て方に挑戦しましたが、今は自分なりに試行錯誤しているといいます。
【西村農園 西村洋介さん】
「トマトのその表情っていうか、葉っぱの色だとか、雰囲気を見ながら“じゃあこれをやっていこう、これをやろう”って。土の力っていうかあとは微生物の力っていうのを借りながら育てている」
日本一に輝いた今も、トマトとの向き合い方は変わりません。
【西村農園 西村洋介さん】
「“味で裏切らない”ところで一生懸命やるだけかなっていうあまり気構えずに“これが日本一か”とか思わずに普通に気軽に食べてもらえれば」
西村さんの育てたトマトは映像の中で出てきた佐賀市川副町の直売所「むっちゃん」で購入できるということです。
【女性】
「毎年ね、昔からです、西村さんのがいいっていう」
地元の農産物などを販売する佐賀市川副町の直売所「むっちゃん」
開店前から並ぶ人の多くが買い求めていたのが西村農園のトマトです。
【女性】
「3年ぐらい来てるんじゃないですかね多分、春になると来てます、西村さんところはなんか甘みが違うかな」
【男性】
「一応家の指定なんで、あの看板が効果があるとですよね」
このトマトを栽培しているのが佐賀市川副町の西村洋介さん43歳。
販売しているトマトはその名も「西村洋介が育てました。」です。
【西村農園 西村洋介さん】
「西村さんいっぱいいるんで、自分の名前が少しでも売れればなって」
このトマトが4月開かれた「第4回トマト選手権」で全国から集まった42点の中から見事最高金賞に選ばれました。
【西村農園 西村洋介さん】
「そんなのに出したことがなかったので正直びっくりしましたね、まさかっていう感じやったですね」
青果店のバイヤーや市場の関係者など30人が、味のみで審査するのがこのコンテストの特徴。
コメントを見ると甘味だけでなくうま味の強さや食感の良さを褒める声が目立ちます。
【西村農園 西村洋介さん】
「糖度が極端に高いわけではないんですけど、うま味の部分だとか何回でも食べてもらえるっていうところの味の追求を今はしている」
【西村農園 西村洋介さん】
「今結構ピークに近いすね、いいことなんですけど忙しいっすね」
25アールの農園を管理している西村さん。
去年9月ごろから始まった栽培は今、収穫作業のピークを迎えています。
西村さんはというと…トマトをもぎるのはアルバイトのスタッフに任せて、朝から晩までトマトを磨いています。
【西村農園 西村洋介さん】
「この間は終わったのが夜中3時ぐらいです、早く帰れるように頑張る」
この日の収穫は比較的少なかったそうですが、その数3000個以上。
気付けば辺りは真っ暗になっていました。
【西村農園 西村洋介さん】
「11時までには帰ります、何も考えてないですよ、早く終わろうってしか思ってない」
【西村農園 西村洋介さん】
「汚れてたらおいしいやつもおいしくなさそうに見えたりとか、できることはやりたい感じですね」
「よいしょ、終了!」
何とか目標の午後11時前に作業を終えました。
【亀おたけ料理 説明】
「こちらあの川副の西村さん、西村洋介さんのトマトですね、スライスじゃなくてあえてくし切りにしてますもんね」
【客】
「あま、うまい」
佐賀市白山にある和食店では、4月から西村さんのトマトを使ったメニューを提供しています。新たに始めたテイクアウトのサラダの目玉として店長の地元、川副のトマトを紹介されたのがきっかけです。
【亀おたけ 原健店長】
「圧倒的果肉感と甘さ、果肉が多いんで中のジュクジュクした部分がやっぱ少ない」
佐賀ならではの新メニューも
【亀おたけ 原健店長】
「佐賀牛を使ってそのトマトと一緒にすき焼きをしようかなと」
【女性客】
「どれもおいしかった、揚げだしは食べたことあったんですけど、すき焼き初めて食べて“あ、こんなあうんだ”って」
【男性客】
「今まで食べたことないようなトマトでしたね」
西村さんは佐賀市の農業大学校を卒業した後、父の背中を追ってトマト農家の道に。様々な新品種が出る中、初めて育てた品種「サンロード」を20年以上栽培しています。
【西村農園 西村洋介さん】
「品種はもう全く変えてないんです。父も違うトマトは作ってたんですけど、こっちの方がまあおいしいなって思ったんで」
水分を極端にしぼって糖度を高めるなど特殊な育て方に挑戦しましたが、今は自分なりに試行錯誤しているといいます。
【西村農園 西村洋介さん】
「トマトのその表情っていうか、葉っぱの色だとか、雰囲気を見ながら“じゃあこれをやっていこう、これをやろう”って。土の力っていうかあとは微生物の力っていうのを借りながら育てている」
日本一に輝いた今も、トマトとの向き合い方は変わりません。
【西村農園 西村洋介さん】
「“味で裏切らない”ところで一生懸命やるだけかなっていうあまり気構えずに“これが日本一か”とか思わずに普通に気軽に食べてもらえれば」
西村さんの育てたトマトは映像の中で出てきた佐賀市川副町の直売所「むっちゃん」で購入できるということです。
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