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悲願の花園出場へ 佐賀工業への勝利を目指す早稲田佐賀ラグビー部【佐賀県】
2025/06/18 (水) 18:40

シリーズでお伝えしているかちスポ。今回は、悲願の花園出場へ、佐賀県ラグビー界の絶対王者佐賀工業への勝利を目指す早稲田佐賀高校ラグビー部を取材しました。
【山崎圭介主将】
「まだ(佐賀工業との)点差は開いちゃってますけど、花園では勝てる自信は100%あります」
創部5年目を向かえた早稲田佐賀高校ラグビー部。部員は現在50人を超えています。
4月に行われた7人制ラグビーの県大会では、2年前に全国優勝した佐賀工業を破り優勝を果たしました。
【吉廻温真選手】
「正直7人制ラグビーは勝つ自信があった。うれしかったけど、勝つべくして勝った。40年間花園に出続けた佐賀工業を倒して、自分たちが花園に行って歴史を作るそれが目標」
選手達が目標としているのが、毎年、年末から翌年の1月にかけて行われる、全国高等学校学校ラグビーフットボール大会・通称花園。
「ラグビーの甲子園」として高校生の夢の舞台となっていて、佐賀からは、43大会連続で佐賀工業が出場しています。その県予選で早稲田佐賀は、創部2年目の2022年に0対195で佐賀工業に敗戦。年々点差は縮まり、去年は12対48まで詰め寄りました。
高校時代は、キャプテンとして花園優勝を経験した山下監督は。
【山下昂大監督】
「すごく順調な歩み。入ってくれる子たちのレベルが上がっているのが大きい」
15対15で戦うラグビーは、フォワードと言われるスクラムを組む力強い8人とバックスと言われるスクラムの後方でトライを狙う7人で構成されます。
【山下昂大監督】
「バックスの子たちがレベルが高い。フォワードも強くて走れる子もいてそこを生かしながら、動かすラグビーが出来たら」
早稲田佐賀が創部当初から強みとしているのが、「展開ラグビー」。素早いパス回しやステップ・ランニングの速さを生かし、相手との接触を避けながらもトライを狙います。
【山崎圭介主将】
「バックスに預けて展開してボールを外まで振って早稲田のラグビーを体現できたら」
この日は、相手からの3回以内のタックルでトライまで持っていくことを目指し、連携を強化。半分以上の練習時間は、選手同士の接触もほとんどないまま「展開ラグビー」の戦術確認に費やしました。
【山下昂大監督】
「意図のあるアタックをすれば、3回以内でディフェンスラインを崩せると思っている。固いディフェンスをしてくれる佐賀工業に対して、どれだけボールを展開してスペースにボールを運べるかカギになる」
一方課題も。この日の練習では選手らが密集してボールを前へと進めるモールの形や押し方などを入念に確認していました。
【山崎圭介主将】
「佐賀工業が、モールを強みとしている。新人戦でモールで差をつけられて負けた。モールを修正しないと勝てない。ずっと練習している」
練習中は山下監督からのアドバイス以上に、選手同士での反省に多くの時間を割きます。
【山下昂大監督】
「外から見てて思うこと、伝えなきゃいけないことを伝えるのは僕の仕事。グラウンドレベルでの状況判断プレーのミスは基本的には選手達に任せてチーム内で解決してくれている」
選手の自主性を大切にした山下監督の指導は、練習以外にも反映されています。
【山崎圭介主将】
「週一オフがほぼ毎週確定である。日曜日は、福岡に遊びに行ったり糸島に海鮮食べに行ったり、1人でどっか行くも多い」
全国での活躍を目指すチームにとっては珍しいようにも感じる日曜日のオフ。
【山下昂大監督】
「高校生活、勉強、友達、恋人とのプライベートな時間もある自分の好きな時間を使ってくれれば良い」
また、早稲田佐賀ラグビー部のもう1つの武器になっているのが、選手のほとんどが所属する寮生活。練習を終えれば、全員で食トレです。
【2年生の選手】
「今3杯目。お米をたくさん食べないと太れないので、少ないおかずでたくさんご飯を食べるようにしている」
Q1年生の時から体重どれくらい増えた?「8キロくらい」
【食堂スタッフ】
Qラグビー部はどれくらい食べる?「150人分くらい。40人ちょっとで食べてくれる。いろいろお話をしてくれる大会の結果の報告とか、元気もあってかわいい」
【山崎圭介主将】
「みんなとずっと一緒なので食堂や風呂場だったり、めちゃくちゃ楽しい。ありきたりですが、家族みたい。東京から佐賀まで自分を引っ張ってくれて親元離れた環境で、ラグビーも生活面も指導してくれてありがたい」
寝食も共にして戦う早稲田佐賀ラグビー部の目標は。
【山崎圭介主将】
「花園出場を創部当初から山下監督も掲げていて、しっかりと達成して恩返しできたら」
【山崎圭介主将】
「まだ(佐賀工業との)点差は開いちゃってますけど、花園では勝てる自信は100%あります」
創部5年目を向かえた早稲田佐賀高校ラグビー部。部員は現在50人を超えています。
4月に行われた7人制ラグビーの県大会では、2年前に全国優勝した佐賀工業を破り優勝を果たしました。
【吉廻温真選手】
「正直7人制ラグビーは勝つ自信があった。うれしかったけど、勝つべくして勝った。40年間花園に出続けた佐賀工業を倒して、自分たちが花園に行って歴史を作るそれが目標」
選手達が目標としているのが、毎年、年末から翌年の1月にかけて行われる、全国高等学校学校ラグビーフットボール大会・通称花園。
「ラグビーの甲子園」として高校生の夢の舞台となっていて、佐賀からは、43大会連続で佐賀工業が出場しています。その県予選で早稲田佐賀は、創部2年目の2022年に0対195で佐賀工業に敗戦。年々点差は縮まり、去年は12対48まで詰め寄りました。
高校時代は、キャプテンとして花園優勝を経験した山下監督は。
【山下昂大監督】
「すごく順調な歩み。入ってくれる子たちのレベルが上がっているのが大きい」
15対15で戦うラグビーは、フォワードと言われるスクラムを組む力強い8人とバックスと言われるスクラムの後方でトライを狙う7人で構成されます。
【山下昂大監督】
「バックスの子たちがレベルが高い。フォワードも強くて走れる子もいてそこを生かしながら、動かすラグビーが出来たら」
早稲田佐賀が創部当初から強みとしているのが、「展開ラグビー」。素早いパス回しやステップ・ランニングの速さを生かし、相手との接触を避けながらもトライを狙います。
【山崎圭介主将】
「バックスに預けて展開してボールを外まで振って早稲田のラグビーを体現できたら」
この日は、相手からの3回以内のタックルでトライまで持っていくことを目指し、連携を強化。半分以上の練習時間は、選手同士の接触もほとんどないまま「展開ラグビー」の戦術確認に費やしました。
【山下昂大監督】
「意図のあるアタックをすれば、3回以内でディフェンスラインを崩せると思っている。固いディフェンスをしてくれる佐賀工業に対して、どれだけボールを展開してスペースにボールを運べるかカギになる」
一方課題も。この日の練習では選手らが密集してボールを前へと進めるモールの形や押し方などを入念に確認していました。
【山崎圭介主将】
「佐賀工業が、モールを強みとしている。新人戦でモールで差をつけられて負けた。モールを修正しないと勝てない。ずっと練習している」
練習中は山下監督からのアドバイス以上に、選手同士での反省に多くの時間を割きます。
【山下昂大監督】
「外から見てて思うこと、伝えなきゃいけないことを伝えるのは僕の仕事。グラウンドレベルでの状況判断プレーのミスは基本的には選手達に任せてチーム内で解決してくれている」
選手の自主性を大切にした山下監督の指導は、練習以外にも反映されています。
【山崎圭介主将】
「週一オフがほぼ毎週確定である。日曜日は、福岡に遊びに行ったり糸島に海鮮食べに行ったり、1人でどっか行くも多い」
全国での活躍を目指すチームにとっては珍しいようにも感じる日曜日のオフ。
【山下昂大監督】
「高校生活、勉強、友達、恋人とのプライベートな時間もある自分の好きな時間を使ってくれれば良い」
また、早稲田佐賀ラグビー部のもう1つの武器になっているのが、選手のほとんどが所属する寮生活。練習を終えれば、全員で食トレです。
【2年生の選手】
「今3杯目。お米をたくさん食べないと太れないので、少ないおかずでたくさんご飯を食べるようにしている」
Q1年生の時から体重どれくらい増えた?「8キロくらい」
【食堂スタッフ】
Qラグビー部はどれくらい食べる?「150人分くらい。40人ちょっとで食べてくれる。いろいろお話をしてくれる大会の結果の報告とか、元気もあってかわいい」
【山崎圭介主将】
「みんなとずっと一緒なので食堂や風呂場だったり、めちゃくちゃ楽しい。ありきたりですが、家族みたい。東京から佐賀まで自分を引っ張ってくれて親元離れた環境で、ラグビーも生活面も指導してくれてありがたい」
寝食も共にして戦う早稲田佐賀ラグビー部の目標は。
【山崎圭介主将】
「花園出場を創部当初から山下監督も掲げていて、しっかりと達成して恩返しできたら」
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