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「防衛問題難しく考えず関心を」オスプレイ配備完了から半年 元統合幕僚長が訴え 【佐賀県】
2026/02/12 (木) 18:18
佐賀駐屯地に陸上自衛隊のV22オスプレイ17機全ての配備が完了して12日で半年です。日米共同訓練への参加など佐賀を拠点に九州各地で飛行訓練が展開される中、安全性に関する不安の声も残っています。サガテレビは今回自衛隊のトップを務めた元統合幕僚長に話を聞きました。
「現在行われている日米共同訓練「アイアン・フィスト26」には佐賀駐屯地に配備されているオスプレイも参加する予定です。配備後初めて沖縄県内にあるアメリカ軍施設での訓練に参加するということです」
去年7月の佐賀駐屯地開設から順次配備されてきた陸上自衛隊のオスプレイ。
当初の予定通り去年8月12日に17機全ての機体が佐賀駐屯地に移駐されました。
飛行訓練も日々行われ、夜間の訓練も現在、九州各地の合計14の施設まで拡大。
11日から始まった日米共同訓練「アイアン・フィスト26」にも参加する予定です。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「これから厳しい安全保障環境、焦点になるのがやっぱり南西諸島になるから、佐賀駐屯地はそのための中心的部隊という認識」
そう話すのは自衛隊歴46年2019年までの4年半に渡り自衛隊のトップである統合幕僚長を務めた河野克俊さんです。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「長崎県の相浦に水陸機動団、自衛隊版の海兵隊という専門部隊を作った。その部隊を有効に活用するため、機動力を発揮して必要なところに即展開させるためには、ビークルが必要。それに最適なのがオスプレイ。佐賀と長崎県の相浦は非常に近いので、場所的には理想的な配置になった」
一方で配備後も懸念され続けているのが安全性についてです。
サガテレビが1月末から行った世論調査ではオスプレイが去年配備され生活に変化があったかの問いに対し、「特に変わったことはない」という回答がほぼ半数を占めていましたが、次に多かったのが「事故の危険性を心配するようになった」という回答でした。
また、最も気になる点についても「墜落事故などによる被害のおそれがあること」が最も多く、次いで「気になることはない」「有事の際やテロなどの攻撃目標となるおそれがあること」という回答でした。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「今おそらく地元の方も安全性を一番懸念されていると思うが、もう開発されて相当な年数が経っていてもう安定期に入っているので、そこらへんは問題ない。特に自衛隊、民間ももちろんそうだが、安全ということについては、非常に力を入れて遵守をしている、訓練においては。そこはちょっと信頼していただければ」
この半年間、陸自オスプレイの事故や大きなトラブルは発生しておらず、河野さんは人的ミスや装備上のミスは起こり得る、としながらも旅客機やヘリコプターも同様だと話します。
一方戦闘用ではなく隊員や物資を輸送するオスプレイは、災害時の運用に大きな期待が寄せられています。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「災害派遣に対して、即応性は地元佐賀にあるわけだから、そこは十分、佐賀県民にはメリットがある」
サガテレビの世論調査でも最も期待する点は何か?という問いに対しては、全体の4割が「災害時における対応力強化」と回答しました。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「熊本地震のとき、私も現役だった。あの時もオスプレイで救援物資を運んだ。スピードが速いのと、キャパシティが大きいので、非常に効率の良い救援活動できた。佐賀県にこのオスプレイが配備されることは、災害が起きた時も迅速に対応するので、そのへんは地元の皆さんにとっても安心していただける」
去年10月には相浦駐屯地の水陸機動団と離島奪還などを想定した本格的な訓練を行ったオスプレイ。
九州の防衛力強化の背景にあるのが中国を念頭に置いた自衛隊の「南西シフト」です。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「何かあった時、もし島しょが取られそうになった時には、早い段階でそうさせない、あるいは逆に言えばそういう力を持っていることを示すことによって抑止することができるという位置づけ」
防衛省は今年度末をめどに長崎県の佐世保基地に機雷戦部隊を設置する方針です。
相浦駐屯地の水陸機動団との連携が狙いとされています。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「陸上の水陸機動団は相浦、佐世保には機雷戦部隊。水陸機動団を展開するために必要なオスプレイの部隊は佐賀と、一連を近距離に配置することによって効率的で意思疎通も非常に緊密にできる、そういったことで佐世保に配列することになったと思う」
佐賀駐屯地に陸上自衛隊のオスプレイ17機全ての配備が完了して13日で半年。
防衛体制が変わる中、河野さんは防衛問題を難しく考え他人事と思わず、関心を持ってほしいと強く訴えます。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「防衛問題はある意味、常識論。常識を持って議論に加わっていただければ。全然特異な世界じゃない。防衛問題に関心を持っていただき、決してこのミサイルは射程何キロだとか答えなさい、そんな防衛議論はおかしい、やっぱり常識論でもって防衛問題の議論に参加していただければ」
「現在行われている日米共同訓練「アイアン・フィスト26」には佐賀駐屯地に配備されているオスプレイも参加する予定です。配備後初めて沖縄県内にあるアメリカ軍施設での訓練に参加するということです」
去年7月の佐賀駐屯地開設から順次配備されてきた陸上自衛隊のオスプレイ。
当初の予定通り去年8月12日に17機全ての機体が佐賀駐屯地に移駐されました。
飛行訓練も日々行われ、夜間の訓練も現在、九州各地の合計14の施設まで拡大。
11日から始まった日米共同訓練「アイアン・フィスト26」にも参加する予定です。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「これから厳しい安全保障環境、焦点になるのがやっぱり南西諸島になるから、佐賀駐屯地はそのための中心的部隊という認識」
そう話すのは自衛隊歴46年2019年までの4年半に渡り自衛隊のトップである統合幕僚長を務めた河野克俊さんです。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「長崎県の相浦に水陸機動団、自衛隊版の海兵隊という専門部隊を作った。その部隊を有効に活用するため、機動力を発揮して必要なところに即展開させるためには、ビークルが必要。それに最適なのがオスプレイ。佐賀と長崎県の相浦は非常に近いので、場所的には理想的な配置になった」
一方で配備後も懸念され続けているのが安全性についてです。
サガテレビが1月末から行った世論調査ではオスプレイが去年配備され生活に変化があったかの問いに対し、「特に変わったことはない」という回答がほぼ半数を占めていましたが、次に多かったのが「事故の危険性を心配するようになった」という回答でした。
また、最も気になる点についても「墜落事故などによる被害のおそれがあること」が最も多く、次いで「気になることはない」「有事の際やテロなどの攻撃目標となるおそれがあること」という回答でした。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「今おそらく地元の方も安全性を一番懸念されていると思うが、もう開発されて相当な年数が経っていてもう安定期に入っているので、そこらへんは問題ない。特に自衛隊、民間ももちろんそうだが、安全ということについては、非常に力を入れて遵守をしている、訓練においては。そこはちょっと信頼していただければ」
この半年間、陸自オスプレイの事故や大きなトラブルは発生しておらず、河野さんは人的ミスや装備上のミスは起こり得る、としながらも旅客機やヘリコプターも同様だと話します。
一方戦闘用ではなく隊員や物資を輸送するオスプレイは、災害時の運用に大きな期待が寄せられています。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「災害派遣に対して、即応性は地元佐賀にあるわけだから、そこは十分、佐賀県民にはメリットがある」
サガテレビの世論調査でも最も期待する点は何か?という問いに対しては、全体の4割が「災害時における対応力強化」と回答しました。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「熊本地震のとき、私も現役だった。あの時もオスプレイで救援物資を運んだ。スピードが速いのと、キャパシティが大きいので、非常に効率の良い救援活動できた。佐賀県にこのオスプレイが配備されることは、災害が起きた時も迅速に対応するので、そのへんは地元の皆さんにとっても安心していただける」
去年10月には相浦駐屯地の水陸機動団と離島奪還などを想定した本格的な訓練を行ったオスプレイ。
九州の防衛力強化の背景にあるのが中国を念頭に置いた自衛隊の「南西シフト」です。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「何かあった時、もし島しょが取られそうになった時には、早い段階でそうさせない、あるいは逆に言えばそういう力を持っていることを示すことによって抑止することができるという位置づけ」
防衛省は今年度末をめどに長崎県の佐世保基地に機雷戦部隊を設置する方針です。
相浦駐屯地の水陸機動団との連携が狙いとされています。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「陸上の水陸機動団は相浦、佐世保には機雷戦部隊。水陸機動団を展開するために必要なオスプレイの部隊は佐賀と、一連を近距離に配置することによって効率的で意思疎通も非常に緊密にできる、そういったことで佐世保に配列することになったと思う」
佐賀駐屯地に陸上自衛隊のオスプレイ17機全ての配備が完了して13日で半年。
防衛体制が変わる中、河野さんは防衛問題を難しく考え他人事と思わず、関心を持ってほしいと強く訴えます。
【元統合幕僚長 河野克俊さん】
「防衛問題はある意味、常識論。常識を持って議論に加わっていただければ。全然特異な世界じゃない。防衛問題に関心を持っていただき、決してこのミサイルは射程何キロだとか答えなさい、そんな防衛議論はおかしい、やっぱり常識論でもって防衛問題の議論に参加していただければ」
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