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春のセンバツ21世紀枠

担当記者:鶴丸 英樹
2018/01/24
放送分

きょうは「春のセンバツ21世紀枠」についてです。

春のセンバツ高校野球大会が3月23日に開幕しますが、その出場校があさって26日に発表されます。
その中で佐賀県の伊万里高校が「21世紀枠」での出場候補校になっているのをご存じでしょうか?

そこで「21世紀枠」とはどんなものなのかについてお伝えします。

花田さん、甲子園大会がいつ開催されるかはご存知ですよね?

花田アナ

春と夏ですよね?

その通りです。ただ、甲子園大会への出場校の決定方法には違いがあります。

まず「夏の甲子園大会」 選手権とも呼ばれますが都道府県の地方大会の優勝チームがそのまま甲子園大会に出場します。
一方、春のセンバツ大会については九州地区、近畿地区といった地区大会での成績などを参考資料に選考委員会によって出場校が決められます。

中島つぐまさ

出場校も夏に比べるとセンバツは少ないですよね。

はい。こちらです。

今年は90回記念大会ということで例年より4校多くて一般選考32校、明治神宮大会枠1校、21世紀枠3校の計36校が出場します。
それでも夏の大会の通常の49校に比べると少ないですよね。

では、一般選考と明治神宮大会枠についてです。

一般選考は地区大会での試合内容などを資料に選ばれるもので、九州地区からは4校です。これまでの例でみると、実力重視で、秋の九州大会のベスト4が選ばれるケースが多いようです。
明治神宮大会枠は、11月の明治神宮大会の優勝チームの地区は1枠出場校が増える。例えば九州地区代表チームが優勝したら、通常4校の九州から5校が選ばれます。

次に、21世紀枠です。

2001年に導入されました。勝敗にこだわらず多角的に出場校を選ぶセンバツ大会の特性を生かし、技能だけではなく高校野球の模範的な姿を実践している学校に出場機会を与えるというもので、推薦入学的なものですね。

中島つぐまさ

抽象的な感じですが、具体的にはどんな基準で選ばれるんですか?

はい、こちらをご覧ください。

大会を主催する毎日新聞や高野連によると選考基準は

▼少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服
▼学業と部活動の両立
▼近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
▼創意工夫した練習で成果を上げている
▼校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている。

このいずれかの条件にあてはまるものとされています。

そして、佐賀県高野連によりますと伊万里高校は次の点が評価されたということです。

●学業・部活動の両立(文武両道)
●野球部が地域貢献活動(少年野球大会の審判など)
●限られた時間で練習内容を工夫して実績あげていること
 (67年ぶりに秋の九州大会に出場)
などが評価され、全国9地区のうち九州地区の代表校に選ばれています。

佐賀県から九州地区の代表になるのは2005年の佐賀西高校以来センバツには9地区の推薦校9校のうち、3校が選ばれます。

花田アナ

少なくとも私が入社してから佐賀県からは春のセンバツには出場していないですよね。

そうなんです。まず、佐賀県勢はまだ21世紀枠での出場はありません。

それどころか、2007年の小城高校以来、センバツ出場もなく全国の都道府県で最も遠ざかっています。もし伊万里高校が21世紀枠代表に選ばれれば、春夏通じて
初の甲子園出場となります。1月26日の発表に期待したい。

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