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太良町建設課長に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決【佐賀県】
2021/03/03 (水) 18:42

うその起案文書を作り町道の立ち木などを伐採する業者との契約を不正に延長させたとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた太良町の建設課長に対し、佐賀地方裁判所は3日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決が言い渡されたのは、太良町の建設課長、田崎一朗被告60歳です。起訴状などによりますと田崎被告は、町道の通行に支障がある立ち木などを伐採する事業を請け負っていた鹿島市の業者との随意契約を不正に延長させようと、うその起案文書を作ったなどとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われていました。
3日、佐賀地方裁判所で開かれた判決公判で今泉裕登裁判長は、「公文書に対する信頼を害し、町の意志決定を誤らせるおそれの高い悪質なもの」とした一方で、「事実を認めて反省の態度を示している」として懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
また、判決を受けて永淵孝幸町長は、「町民の信頼を裏切る結果となったことに対し、遺憾であると共に多大なる迷惑と心配をかけた」として、改めて謝罪しました。
太良町によりますと、田崎被告は今月末に定年を迎えるということですが、今月17日に刑が確定した場合、失職するということで退職金は支払われないとしています。
また、永淵町長は自らの処分について、刑の確定後、しかるべき処分を考えているとしています。
判決が言い渡されたのは、太良町の建設課長、田崎一朗被告60歳です。起訴状などによりますと田崎被告は、町道の通行に支障がある立ち木などを伐採する事業を請け負っていた鹿島市の業者との随意契約を不正に延長させようと、うその起案文書を作ったなどとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われていました。
3日、佐賀地方裁判所で開かれた判決公判で今泉裕登裁判長は、「公文書に対する信頼を害し、町の意志決定を誤らせるおそれの高い悪質なもの」とした一方で、「事実を認めて反省の態度を示している」として懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
また、判決を受けて永淵孝幸町長は、「町民の信頼を裏切る結果となったことに対し、遺憾であると共に多大なる迷惑と心配をかけた」として、改めて謝罪しました。
太良町によりますと、田崎被告は今月末に定年を迎えるということですが、今月17日に刑が確定した場合、失職するということで退職金は支払われないとしています。
また、永淵町長は自らの処分について、刑の確定後、しかるべき処分を考えているとしています。
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